連載 VOCE特別インタビュー

【塩野瑛久】人前に出る仕事だからこそ、自分なりにスキンケアに力を入れています

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【塩野瑛久】人前に出る仕事だからこそ、自分なりにスキンケアに力を入れています

美しいビジュアルと確かな演技力を併せ持ち、数々の作品で“できる男”を演じてきた塩野瑛久さん。しかしドラマ『無能の鷹』では、持ち前の気品や色気を封印して、本当は有能なのに気弱なヘタレサラリーマンを演じることに。菜々緒さんが主演を務める異色のお仕事ドラマの見どころや、日頃の美容に対するこだわりを語ってもらいました。

役柄の影響が私生活に出やすいタイプです

役柄の影響が私生活に出やすいタイプです1

──菜々緒さんが演じる『無能の鷹』の主人公・鷹野ツメ子は、どう見ても超有能そうなのに、実は衝撃的に仕事ができない社会人。脚本を読んで塩野さんはどんな部分に魅力を感じましたか?

「すごくおもしろくて、撮影に入るのが本当に楽しみでした。鷹野は誰よりも仕事ができなくて、特殊能力を持っているわけではないのに、開き直って堂々と生きているんですよ。その姿が、新時代の教祖のように見えてきて(笑)。

憧れに近い感情を抱きながら脚本を読みました。鷹野以外のキャラクターも個性派ばかりですが、職場で起きるトラブルや珍事には絶妙なリアリティがあるので、いろんな人に共感していただけるドラマになると思います」

役柄の影響が私生活に出やすいタイプです2

──塩野さんは鷹野と同期である鶸田道人(ひわだみちと)を演じますが、共感できるポイントはありますか?

「鶸田は努力家で有能なサラリーマンで、性格も真面目だし、場の空気も読めるので、基本的に寄り添いやすい役柄だと思っています。商談など大事な場面で緊張するとお腹がユルくなってしまう体質で、取引先から無能だと思われがちなのですが、そこも人間らしくて親しみやすいポイントなのかな、と。

だからこそ、自分とは反対の『無能なのに有能に見える』という鷹野のポテンシャルに圧倒されてしまう気持ちもわかりますし、僕自身も鶸田を演じながら鷹野に振り回される日々を楽しんでいます」

役柄の影響が私生活に出やすいタイプです3

──容姿端麗な塩野さん! 実際のご本人と演じている役柄とのギャップに驚かれることはありますか?

「僕はその時々で演じている役柄の影響が私生活でも出てしまうタイプなので、たとえばヤンキーを演じている時期は無意識のうちに少し態度が大きくなっていると思うんですよ。

反対に、気弱な青年を演じている時期は、どうしても人見知りっぽい雰囲気が出てしまう。それが周囲にネガティブなイメージを与えてしまうこともあるので、初対面の人の前ではできる限り好青年でいるように心がけています(笑)」

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塩野さんの美容事情は?

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