スポンジやパフ、ブラシといったツールを効果的に使いこなせば、ベースメイクの完成度がグンと上がる！ 吉田朱里さん・ヘアメイクのGeorgeさんの二人にそれぞれのおすすめアイテムと使いこなしテクを教えてもらいましょう！ 今回はパフとブラシ編です。
教えてくれた「ツール使いの達人」は
ヘア＆メイクアップアーティスト
Georgeさん
美容クリエイター
吉田朱里さん
パフ編
お粉のイメージが強いパフだけど肉厚でなめらかなタイプはどんなファンデにも使える優れモノ。しかも薄膜仕上げが簡単に！
【01】パフの厚みで力が分散。塗りすぎ＆ムラ防止に！
うるみ肌／ほわマット肌
「ツール使いの達人」の推しカブり！
Georgeさん
“座布団”って呼びたいくらい厚手でフカフカ。パフがきめ細かいのでツヤファンデの面をキレイに仕上げたいときにも大活躍。
吉田朱里さん
一般的なスポンジよりファンデを吸収しすぎないから、少量で広い面にのばせます。ムラなく均一にのばせるところも優秀。
リキッドファンデの場合
優しい力で叩き込めばツヤを消さずに密着！
肌にファンデをのばしたら軽くトントンしてなじませる。ペンペンと強く叩き込むと肌とパフの間に隙間ができてムラになるので注意。
クッションファンデの場合
スタンプを押すように軽やかにポンポン塗り
パフにファンデを取ってから、スタンプを押すようにのせていく。みずみずしいぶん毛穴落ちが気になるクッションも、これで密着力UP。
パウダーファンデの場合
滑らせながらのせてすべすべなマット肌に
パウダーが肌にムラなく密着するように、パフを滑らせながらオン。目頭下から放射状にのばすことで、濃淡がつきメリハリもアップ。
【02】粉なじみのよいベロアでふんわりベビー肌へ！
ほわマット肌
Georgeさん
ふわふわのベルベット肌にしたいときに最適。毛穴などにフィットさせやすいので、肌の凹凸が気になる場合にもおすすめ！
弱い力で押し塗りして滑らかなベビー肌に
頰や額などの広い面はパフ全体を弱い力で押しつけながらオン。パフが肌の凹凸部分にフィットしてすべすべ質感のマット肌に。
細かい部分はパフの角で軽く押さえる
崩れやすく塗りにくい小鼻まわりや目尻などにはパフの角が活躍。全体にファンデを塗った後、軽く押さえることで密着させて。
ブラシ編
達人が指名買いするのは、柔らかな毛がたっぷり使われた高密度タイプ。美しい薄膜に仕上がるだけでなく、毛穴などの肌の凹凸カバーも完璧！
【03】手指を汚さずにツヤを磨き上げる！
うるみ肌
吉田朱里さん
毛の密度が高く筋になりにくいから、リキッドファンデをムラなく塗りたいときに最適。アラのない端正なツヤ肌がつくれます。
ジェルブレンダーでファンデをオン
リキッドやクリームファンデをジェルブレンダー部分に少量つけたら、頰の内側、額など広い部分に少量ずつオン。
毛先で円を描くようになじませる
肌にブラシを垂直に当て、くるくると円を描くようにファンデを広げる。ムラなく密着してキレイなツヤに。
【04】先端のVカットで毛穴が埋まる！
うるみ肌／ほわマット肌
Georgeさん
毛穴落ちが気になりやすいツヤファンデのときに。V字にカットされた先端部分が肌の凹凸にフィットして簡単にフラットに。
ブラシの斜め部分でファンデを広げる
リキッドもしくはクリームファンデを、Vカットの斜めの部分を使って、顔の内側から外側にス〜ッと動かして。
毛穴など凹凸部分は先端でトントン
毛穴などは先端で。肌にブラシを垂直に当て、トントンと軽く叩くと凹んだ部分にファンデが密着する。
【05】高密度ブラシで凹凸を一掃
うるみ肌／ほわマット肌
吉田朱里さん
坊主頭みたいな丸い先端が毛穴や肌の凹凸にフィットして、面がキレイな仕上がりに。肌がザラついているときでもつるん！
毛穴が気になる部分にくるくる塗り
頰など毛穴が気になる部分にブラシを垂直に当て、くるくると動かす。毛穴にファンデが密着してフラットな肌に。
小鼻脇は毛先を押し当てるように
小鼻などの細かい部分にファンデを少量のせ、ブラシの先端を軽く押し当てるようにして小刻みにくるくると動かす。
撮影／榊原裕一（人物）、高橋一輝（静物） モデル／近藤彩乃（VOCEアンバサダー） 取材・文／中川知春
Edited by 加茂 日咲子
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