教えてくれたのは…
ヘア&メイクアップアーティスト
ウォン・ジョンヨ先生
やわらかさに凛々しさひとさじ! ほわマット顔
- 【EYE】やわ肌に映えるキャットアイ
- 【BASE】隙がないのに軽やかマット
- 【LIP】ふっわふわスフレリップ
マットでも厚塗り厳禁! 陶器のような透け美肌が今っぽい。
ウォン・ジョンヨ先生
目指すのは、隠蔽感のないマット肌。カバー力は一つのアイテムを厚く塗って出すのではなく、プライマーからパウダーまでを薄く重ねて実現します。メリハリが失われやすいので、アイメイクにラインを効かせてアクセントに。
ウォン・ジョンヨ先生のほわマットテク徹底解剖!
ふわふわで、すべすべ。肌のアラをパーフェクトに隠せているのに、厚塗り感はゼロ。イノセントな佇まいのほわマット肌とその肌に似合うポイントメイクを徹底解剖!
韓国女優っぽ顔になれちゃうほわほわマット
◆ベースメイク アラは完全に消し去るけど、厚塗りは絶対NG!
使うアイテムの数は多いけど、一つ一つを適材適所にすごく薄〜くのせているので、厚膜になりません。ハイライトではなくトーンアップ効果の高い下地を駆使して理想のメリハリを演出。色っぽさを出せるほくろを描くのは、最大2個まで! それ以上は視線がバラつき美肌感を損なうのでNG。
【1】毛穴を埋めるため、ポア系下地を皮脂が出やすい部分と眉まわりに塗る。
【2】黒目下→頰全体、額の中央→額全体にラベンダー下地を広げてトーンアップ。
【3】固まるのが早いマットファンデは、ブラシの背で軽くたたくように、手早く顔の内→外へ塗り広げる。
【4】イエローコンシーラーを眉間・鼻筋・小鼻・口角にのせてカバーとリフトアップを同時に。
【5】フェイスパウダーを全顔にまんべんなくのせる。ミニパフで小鼻にも入念に!
【6】トレンドのほくろは、アイライナーよりも濃いブラウンシャドウで描き足すと自然。
◆アイメイク マット肌に合わせるなら、断然“ふんわりキャットアイ”
目元はモーヴやベージュを淡〜く重ねて彫りをつくり、血色カラーで涙袋を強調。さらにダークブラウンのはね上げラインと黒マスカラでパッチリ目ヂカラを引き出して。マット肌特有の端正なムードと美人オーラを!
【1】シックなモーヴのマットシャドウをアイホール全体にのせて、彫り深な目に。
【2】濃いブラウンジェルを平筆にとり、目尻のラインと目頭切開ラインを描く。
【3】涙袋の下のエッジをピンクトーンの影で強調。線ではなく、少し幅広に。
【4】マスカラは全体にたっぷり塗ると重すぎ。目尻側を重点的に盛ってメリハリを。
◆フェイスカラー チークもシェーディングも鼻にもポイントでのせて理想の立体感!
頰やフェイスラインだけでなく、血色や影色を鼻の中央にも淡〜くのせることで韓国でも人気のツンと上がった鼻先に。さりげなくメリハリも際立ちます。
【1】マットなチークを鼻横から頰、鼻筋の中央にふわっと入れて鼻を高く。
【2】小鼻・鼻先の上・鼻先の下・フェイスラインにシェーディングを入れる。
◆リップ スフレのようなふわふわリップは土台づくりなくして生まれず!
リップクリームでしっかり保湿し、ミュートなマットリップとエアリーな血色マットリップを重ね塗り。ふわふわの上品ピュアな口元をつくる秘訣!
【1】薄膜マットな質感のくすみピンクのリキッドリップでベースをつくる。
【2】赤み系のマットリップを唇の内から外へと広げてじんわりグラデに。
▼YouTube動画もチェック!
動画は近日公開予定です。
撮影/岩谷優一(vale./人物)、市谷明美(静物) ヘアメイク/ウォン・ジョンヨ ヘア/小松胡桃(ROI) スタイリング/秋永知香 モデル/上西星来 取材・文/中川知春
Edited by 髙橋 ミチル
公開日:
この記事に登場したコスメ(7件)