私の美容スイッチは、待ってくれている人たちの存在です
私にとっての美容スイッチは「仕事」です。それは17歳でデビューしたときからまったく変わらず、ずっと仕事が命でした。子どもが生まれて、仕事と同じくらい大切なものが増えたと思いますが、仕事の大切さも改めて認識できましたね。自分が働いて“気持ちいいから”というのではなく、私が出演するドラマや映画を心待ちにしてくださったり、こうやって表紙を飾ることになった雑誌を購入して「髪型を真似してみました」とお手紙をくださったり。私が、観てくださる皆さんを笑顔にできたらと思っている仕事で、逆に元気づけてもらうことが多いんです。明日撮影がある。その先には私の姿を楽しみに待ってくださる皆さんがいる。それが一番のスイッチになっていますね。
自分で決めたことは、自分で必ず達成させたいんです
今回の妊娠・出産で13.5キロ増えちゃいました。しかも赤ちゃんを産んだあと2キロしか減らなくて、「あ、これは私自身の問題だな」と思ったんです。ふくよかで素敵な方はたくさんいるけれど、私の骨格を考えるとこのままではダメだなって。競歩やスクワット、あと子どものお世話をするたびに10回腹筋する!というルールを決めて、無事に戻しました(笑)。自分で決めたことは絶対に守りたい。少しハードルの高い目標を立てることもあるけれど、“自分との約束”はそのまま“待ってくださっているファンの方との約束”──。そう思っているから。私が自分の足ですっくと立っていられるのも、待っていてくださる方たちのおかげです!
撮影/中村和孝(まきうらオフィス) ヘアメイク/山口久勝(allure) スタイリング/宇都宮いく子 取材・文/前田美保
Edited by 並原 綾
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