【熱疲労】レスキューテク
「その日の熱はその日のうちに冷ます」が鉄則
“頭寒足熱”を意識して、まずは頭部の熱を冷ます!
瀬戸口さん
冷房のきいた室内に長くいると、冷えるのは手足だけで頭部には熱がこもってしまいがちです。あとはパソコンやスマホの見過ぎによる眼精疲労も、目元の微弱炎症を引き起こして熱がこもる原因に。夜はもちろん、日中も頭部の熱をこまめにとるようにしましょう
夏だけは毎日続けよう【冷やしケア】
◆手で熱をCHECK!
額は手の甲で、目元は裏ピースで肌のほてり具合をチェック。手よりも肌の温度が高いと感じるなら、早急に熱を冷ますべき。
【1】朝晩のスキンケアに投入! 精製水パッティング&ローションパック
瀬戸口さん
フェイスラインやあご下は、コットンが指に触れないように持ち、少したるませた状態で下から上にパッティング。圧をかけず、空気を送るようなイメージ。頬は普通の持ち方で、潤すことを目的にパタパタ
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◆特に熱くなりやすいゾーンを覆うようにパック
瀬戸口さん
パッティングに使ったコットンにローションを足し、2枚に剝がして両頬、額、鼻の上にのせていきます。額と鼻は熱が特にこもりやすいので、しっかり覆うことが大事。冷ましつつ水分補給もできて一石二鳥ですよ
冷蔵庫で冷え冷えにしておくこと!
6cm×8cmの大判でコットンパックに最適
瀬戸口さん
冷蔵庫で冷やしておいた精製水をコットン2枚にたっぷり含ませ、風を送るようにパッティング。首やあごの下の動脈も忘れずに冷やしていきます。それから同じコットンにローションを足して、額や頬に貼って水分をたっぷり補給
【2】熱がたまりやすい目から上を冷やす
冷たさが約10時間続く弱酸性のシート
ピタッとフィットしてクールダウン
瀬戸口さん
デジタルデバイスを見る時間が長くなればなるほど、眼精疲労や脳疲労によって目から上に熱がたまりやすくなります。オーバーヒート状態の頭部を冷やすため、シートやクールキャップなどを上手に取り入れてみてください
【3】日中のケアにも! 目薬で目ごとクールダウン
目の疲れに! 炎症を鎮め充血も抑える
瀬戸口さん
潤いを補給するだけでも、熱を冷ますことはできます。クールタイプにこだわる必要はないけれど、眼精疲労にアプローチしてくれるような目薬なら効率がいいですよね。疲労回復したいとき、熱を感じたときに点眼を
撮影/市谷明美(人物)、高橋一輝(静物) イラスト/ちばあやか モデル/八木夏穂(VOCEアンバサダー) 取材・文/穴沢玲子 構成/渡辺瑛美子
Edited by 渡辺 瑛美子
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