連載 VOCE特別インタビュー

【フジテレビアナウンサー・佐久間みなみ】「筋トレを続けて自分の可能性を広げたい」美貌を支える実直なメンタルに迫る

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【フジテレビアナウンサー・佐久間みなみ】「筋トレを続けて大会に出たい」美貌を支える実直なメンタルに迫る

今春、8年ぶりに復活したフジテレビのスポーツニュース番組『すぽると!』でMCを務める佐久間みなみさん。自身もフィギアスケートや新体操の経験者で、スポーツ愛に裏打ちされたアナウンサーとして、実力と美貌を兼ね備えた存在。性別を問わずファンが急増中で、初のフォトブック『みなみから』は発売から約1週間で重版が決定したほど。自分の個性を活かして飛躍するための秘訣を探るために、美容や筋トレなど“自分磨き”のスタンスから仕事で心がけていることまで教えてもらいました!

スキンケアのマイルールは“やりすぎない”こと

スキンケアのマイルールは“やりすぎない”こと(佐久間みなみさん)

──初フォトブックは発売直後から佐久間さんの美肌を絶賛する声が多いです。普段のスキンケアはどんなことを心がけていますか?

「私は少し敏感肌なので、スキンケアは“やりすぎない”ことを心がけています。シートパックも週に1回ぐらいで、それより回数を増やすと肌荒れしてしまうこともあって……。とにかく肌の負担を減らしたいので、帰宅したらすぐにメイクを落とすことも心がけていて、休日は髪を上げるヘアスタイルにして毛先が顔に当たらないようにしています。それから、どれだけ遅く帰ってヘトヘトに疲れている日でも必ず湯船に浸かることがマイルールです」

──たくさん汗をかくまでゆっくり湯船に浸かるんですか?

「半身浴をすると肌が乾燥したり上半身が冷えてしまったり、逆効果になってしまうことがあるので、普段は首までお風呂に入って10分から15分で出ることが多いですね。それでもちゃんと汗をかきますし、全身の血行も良くなって疲れも取れるので、コスパもタイパも優れた美容法だと思っています」

──改めてフォトブックの見どころを教えてください。

「ロケで撮り下ろしていただいた写真は、自分でも初めて出会う表情がたくさんあって、とても新鮮でした。でも、個人的には笑顔よりもじっと何かを見つめる表情に一番“自分らしさ”を感じましたね。また、幼少期から習っていたフィギュアスケートや新体操に久しぶりに挑戦させてもらったのですが、想像していたよりも身体が動いてくれて安心しました」

ジム通いで鍛えた背筋には少し自信があります

ジム通いで鍛えた背筋には少し自信があります(佐久間みなみさん)

──美肌だけでなく、引き締まったボディラインも圧巻です。どれくらい前からジムに通っていたんですか?

「もともと男女問わず筋肉美に惹かれる傾向があったので、自分の理想のカラダに近づきたくて2年ぐらい前からジムに通っています。まだまだ目標の筋肉量に達していないので、今後も仕事に支障がない範囲で自分を追い込み続けたいですね(笑)。自分のカラダで気に入っているのは背中のラインです。鍛えるのが難しいパーツですが、地道にトレーニングしていると少しずつその成果が分かりますし、自然と背筋も伸びてくるんですよ」

──佐久間さんは『すぽると!』のテーマソングを歌い、今回のフォトブックも含めて、“局アナ”の枠に収まらない活動に積極的な印象です。プレッシャーも大きいと思いますが、どのように乗り越えていますか?

「フォトブックも歌も、もちろん光栄なお話だったのですが、正直に言うと最初は『そんなことアナウンサーがやっていいのかな? 厳しい反応が集まるかもしれない』という不安の方が大きかったです。でも、こんなチャンスは二度と訪れないかもしれないし、挑戦しないことで後悔するくらいなら。と、覚悟を決めて挑戦させていただくことにしました。もともと好奇心が旺盛なので、新しいことに挑戦するのは好きなタイプだと思います」

目の前の仕事に全力を尽くすことが自分のチャンスを広げる

目の前の仕事に全力を尽くすことが自分のチャンスを広げる(佐久間みなみさん)

──アナウンサーとして今後はどんな革命を起こしてみたいですか?

「せっかく筋トレを続けてきたので、いつかフィットネスの大会に出てみたい気持ちがあります。やっぱり大会に出場するためにストイックに鍛えている方々のカラダは美しいですし、何らかの目標を定めたほうがトレーニングのモチベーションも保てる気がして。マッチョな男性アナウンサーはいますが、女性アナウンサーがフィットネスの大会に出場した前例はあまり聞いたことがないので、実現したらまた新たな道が切り開けるのではないかと思っています」

──世の中には忙しくてジムに行くことを断念してしまう人も多いと思います。佐久間さんは気乗りしない日にどうやって自分を奮い立たせていますか?

「『今日は軽めの運動でもいい』と、自分の中でハードルを下げつつ、とりあえずジムに足を運ぶようにしています。ジムに辿り着くことさえできれば自然と気合が入りますし、トレーナーさんが追い込んでくれるから怠けることもできないので、最初に思っていた以上に頑張ることができるんですよ。そして、ヘトヘトになっても自己肯定感が上がった状態で家に帰れるので、やっぱり自分を騙してでもジムに行くことが大切だと思っています(笑)」

──2020年のフジテレビ入社以降、アナウンサーとして着々とステップアップされている印象ですが、大きなチャンスを引き寄せるために心がけていることはありますか?

「入社当時から与えてもらった仕事は全力でやることを心がけてきたつもりです。当たり前のことですが、目の前の仕事に一生懸命に取り組んでいれば、その姿を見てくれている人はいると思いますし、共演者の方々やスタッフさんとの信頼関係も築けると思います。日頃から自分のやりたいことを口に出すことも大切ですが、それ以前に、仕事を選り好みせずに何でも頑張る姿勢を貫いて、『また一緒に働きたい』と思っていただけるようなアナウンサーになりたいと思っています。結局は、地道な努力が大事。筋トレと同じですね(笑)」

佐久間みなみさん

◼︎PROFILE

佐久間みなみ
1997年11月18日生まれ。愛知県出身。12歳から16歳まで米ペンシルベニア州で過ごし、2020年にフジテレビ入社。現在の担当番組は、『すぽると!』『全力!脱力タイムズ』『ジャンク SPORTS』など。フジテレビ系『パリ 2024オリンピック』中継キャスターを務める。

◼︎INFORMATION

『すぽると!特別編集 佐久間みなみ1stフォトブック みなみから』

撮影は、佐久間アナの名前の由来にもなっている自然豊かな南の島で行われました。広大な草原での開放的ショットや、ビーチやプールで水と戯れる様子、ベッドルームでくつろぐ部屋着姿など、普段テレビでは見せない“素の佐久間みなみ”が盛りだくさんとなっています。フィギュアスケート、新体操、ジムトレーニングに励む姿も収められている。112ページ。2420円。

撮影/岡田健 取材・文/浅原聡

Edited by 沈 晨棟

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