“今どき眉”をモノにする!

眉メイク【成功する8つのルール】上手に描く方法、眉に軽さを出すコツetc.

公開日:

眉メイク【成功する8つの方法】眉ペンシルでキレイに描く方法、黒々とした眉に軽さを出すetc.

なかなか正解がわからない眉メイク。「どうしたらうまく描けるの?」と悩んでいる人に朗報です! 今回は、眉メイクのプロによる“メイクビギナーでも簡単に美眉を実現するコツ”のレクチャー回。これまで常識だと思っていた方法よりも「こっちのほうが簡単かも!?」なんて目からウロコの情報も。

目次

教えてくれたのは…
SAORIさん

「W EYE BEAUTY表参道本店」統括マネジャー

SAORIさん

Japan Eyelist College表参道校認定講師、日本化粧品検定1級など多くの資格をもち、美容師・美容部員を経て、アイコーディネーターに。多彩な経験と似合わせ知識で大人世代の支持を集め、年間3000人の眉を手がける。整形級に垢抜ける美眉情報はInstagramでチェック。@saori000917
トータルアイビューティーサロン『W EYE BEAUTY表参道本店』@weyebeauty

1. 眉毛メイクに「アイブロウペンシル」はやっぱりマスト!

アイブロウペンシルを使っていないという人も、現状に納得いかない・変化を出したいと思うなら、ぜひ「まずはペンシルで描く」ことを見直してみて!

SAORIさん
SAORIさん

自然でリアルな眉を描くには、先にペンシルでベースをつくり、それをパウダーでぼかす、という手順がおすすめです。毛が欲しいところだけに的確に描き足せるのはペンシルならでは。アイブロウパウダーはブラシを使いますが、ブラシは毛の集合体なので、欲しいところだけに色をのせているつもりでも、必要のないところに色がのってしまうことも。結果“全体がなんだか濃く見える”ということが起こりやすくなります。


アイブロウペンシル→アイブロウパウダー→最後に、アイブロウマスカラで毛全体の色味を整える、というのが眉メイクのベーシックな手順です。

2. 「ペンシルで描くと浮く」なら、芯の太さを見直して!

アイブロウペンシルを敬遠する理由の1つとしてよく聞かれるのが「不自然に見えること」。「ペタッと貼りついた印象になる」「ふわっと見えない」などの悩みも同様です。そんな悩みを解消したいなら、まずはペンシルの芯の太さに注目を!

SAORIさん
SAORIさん

リアルな毛を描くためには、毛の太さとペンシルの太さを近づけることがポイントです。もとの毛が細いのに、太め芯のペンシルを使うとなると、なじませるのはかなり難しいです。眉頭付近の毛の太さに近い、細芯タイプを選ぶとより自然に仕上がりますよ。


ちなみに、シャープナーを使って削るタイプは、削り方次第で芯の太さがバラついてしまうことも。眉メイクが苦手という人や初心者さんは、芯の太さが一定の繰り出しタイプを選ぶのがおすすめです。

SAORIさんおすすめの「極細ペンシル」

日本人の眉の毛の太さに近く、リアルに描ける0.94mm芯!

ひと塗りで色がつき、眉のフレームも描きやすい

3. 「毛を1本1本描く」は上級テク。眉頭は「点を描く」が◎!

「ペンシルで毛を1本1本プラスするイメージで描く」とは、眉メイクのハウツーでよく聞かれる説明。ですが、この方法だと眉尻側はなんとなく描けても、眉頭側が濃くなってしまうという人も。

SAORIさん
SAORIさん

眉頭がうまく描けないというお客様におすすめしているのが、眉頭は“毛を1本1本”ではなく“点”で描く、ということです。ペン先を軽く当てるようにチョンチョンと点を描く方法なら、“眉頭が濃くなりすぎる”という心配はかなり軽減されるはず。
毛を1本1本足すように眉頭を描くとなると、毛の角度や濃度の調整など、ある程度のテクニックが必要になります。


“点描き”を成功させるためにも、眉頭の毛の太さと同じくらいの“細芯ペンシル”をチョイスして。

4. 「ペンシルの色がのらない」なら眉用コンシーラーを使って

「眉毛が生えていない部分は、眉ペンシルだとあまり色がのらない……」というお悩み、意外と多いのです。その原因の多くは、眉まわりのスキンケアがきちんとなじんでいないこと。

SAORIさん
SAORIさん

眉や眉付近のスキンケアがあまりなじんでいないために、うまくメイクできないというケースも見られます。メイクのもちにも影響するので、細かい部分も忘れずにしっかりなじませましょう。それでも色がのらないなら、眉まわりのスキンケアは化粧水のみにするなど、油分を控えるのも手です。
また、眉用コンシーラーもベストツール! 油分の少ないタイプを眉まわりに仕込んでおくと色がのりやすくなりますよ。ただし、コンシーラーの上を眉ペンシルで描く際は力加減に注意。ヨレないようやさしく描きましょう。


たとえばこんなアイテム!

のびがよく、薄膜で眉まわりを明るく整える。

5. 「やさしく描く」も超重要。力の入れすぎが「不自然」のもと!

芯の太さを見直して、点描きして、眉用コンシーラーを取り入れても「ペンシルでうまく描けない!」と感じるなら、描くときに力を入れすぎていることが原因かも。

SAORIさん
SAORIさん

新規のお客様に眉メイクのレクチャーをすると“こんなに弱い力で描くの!?”といつも驚かれます。それくらい、力が入りすぎている方が多いんです。みなさんが思っている以上に圧は弱めで十分。肌に軽く触れる程度のやさしい力で描いてみてください。


「やさしく描く」も超重要。力の入れすぎが「不自然」のもと!

くっきり描くのではなく、ふんわり色づけばOK。ヒジを机に置いた状態でアイブロウペンシルを持って描くとブレにくくなり、力加減が安定しやすく。

次ページ
眉パウダー、眉マスカラの使いこなし方を解説!

こちらの記事もおすすめ