ひたすら真っ直ぐ! どこまでも熱い!
川村壱馬は、とにかく熱い。どこまでも真っ直ぐで正直で、嘘が嫌い。何事も納得しないと進めないという性格が故、時にそんな自分に苦しめられる時もあると言う。現在、THE RAMPAGEでメインボーカルを務めるだけでなく、役者としても活躍する彼には、アーティストであることに誇りを持ちながらもそこに収まることのない野望がある。そんな心の内を初めて語ってくれた今回、確信した。彼は、スーパーヒーローなのだと。歌うこと、演じること、表舞台に出ることを生業とする彼は、静かにこう語った。「世の中を、世界を変えたいんです」。ありふれた言葉に聞こえるかもしれない。でも、川村壱馬は本気だ。だからこそ、私たちはそんな彼に夢中なのだ。
見据えているのはアーティストのその先。それが、川村壱馬
メインボーカルとしてTHE RAMPAGEをリードする川村さん。ただアーティストとして活動するだけに留まらない、ブレない芯の強さを探る。
自分のリアルを見せたい。俺は偶像じゃないよ、って
いろいろなところで話していることですが、アーティスト活動を通してモテたいとか、自分のことを好きになってほしいとかは本当に思っていなくて。伝えたいことの本質は、次のインタビュー記事で語っているのでぜひ読んでほしいんですけど、だからこそリアルな自分でいる必要があるし、そうありたいと思っています。
曲がったことは嫌い。常に納得していたい
生きるうえでのポリシーとして、自分を騙すことだけはしたくないんです。時には意思に反したことをしなきゃいけないこともあるけど、なるべく意見を伝えて話し合うようにしています。そのうえでやっぱりどうしても納得できない場合は、自分を優先することも。それくらい、曲がったことが苦手です。
「マンガの主人公みたい」ってよく言われます
自分の立場や人にどう思われるかも気にせず、言うべきことを言い続けたいけど、時に戦うことに折れてしまう瞬間もあって。でも、俳優の山田裕貴くんは同じ志を持った戦う仲間で、居てくれると心強いですよね。二人ともよくマンガの主人公みたいって言われていて、魂の兄弟だねって言い合ってます。
世の中を、世界を、変えてゆきたい──。
撮影/吉田崇 ヘアメイク/oya(KIND) スタイリング/庄将司 取材・文/森山和子
Edited by 松本 薫
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