【格言】“テカリ肌”先輩の教え
「肌断食」でさらに皮脂が過剰に! 自分に合うスキンケアを見つけよう
美肌研究家・ソンミさん
ケアと食生活の改善が肌状態の安定につながる
敏感肌で、Uゾーンは乾燥するけどTゾーンは皮脂が多い混合肌のソンミさん。現在の超絶美肌になるまでにはかなり紆余曲折があったそう。
「テカるのが嫌だからと保湿を全然しなかったり、肌断食をしたり。こうした間違いケアのせいで、肌状態が最悪だったのが10~20代半ば。ニキビを隠したくて前髪をつくり、ファンデも厚塗り。さらに一人暮らしで食生活もめちゃくちゃだったんですよ。毎日のように甘〜い飲み物を飲んでジャンクフードを食べていたんですから、肌状態がよくなるわけないんですよね。メイクを落とさず寝ることも多かったし。そういう失敗を経て、食生活やスキンケアの見直しをするようになったら、少しずつ肌が安定していきました。テカリが気になる人という人は、スキンケアで油分をまったく塗っていないか、乳液もクリームもどっちも塗っているかの両極端であることが多いんです。化粧水でたっぷり水分補給をしたあとに、軽い質感の乳液やクリームで保湿。シンプルだけど、こういうケアが一番いいと思う」
潤いとツヤで油田肌を美肌に演出
「ニキビなどの肌悩みをセメントみたいに埋め塗りしてた時代があったからこそ言うんですが、アラを隠したいならベースメイクはツヤと潤いを味方につけたほうがいいですね。メイク直しのときは、乳液を小さなボトルに入れて持ち歩き、綿棒とコットンでヨレをふき取るようにしています。お直しミストを使うなら、粒子が細かくて蒸発しにくいものを」
コスメを選ぶときは、どんなことに気をつけるべき?
「クチコミだけに頼ってはダメ。たとえば油分がたっぷり入っている化粧水を使えば、テカリがよりひどくなることもあります。成分や美容法も、流行のものが合うとは限らないので、自分の肌と向き合いながらお手入れを」
\成功/
テカリには乳液! 持ち歩いてお直しにも
「乾燥すると皮脂が出てしまうので、お直しのときは水分が蒸散しがちな化粧水ミストではなく、乳液を投入。ミニボトルに小分けして持ち歩けば、ポイントメイクのヨレや小鼻のカサつきも解消できるんです」
\成功/
夏が来たら部分スクラブ!
「夏になってTゾーンのテカリや角質が気になってきたら、ゼオスキンのスクラブを部分使い。粒子がとても細かいので、肌に負担をかけることなくオフできます」
\成功/
ローションパックで肌を潤いで満たす
「はがせるコットンや圧縮シートマスクでローションパック。シートマスクは防腐剤で荒れることがあるので、私は化粧水でパックしています。水分をたっぷり入れ込むことでかなり肌が安定しますよ」
\失敗/
酸化した油や糖質&脂質過多でニキビが出現
「自炊せずにコンビニご飯ばかり、糖質と脂質過多の生活。試行錯誤してさまざまなケアをしたのち、食生活の大切さに気づきました」
撮影/伊藤泰寛 イラスト/白ふくろう舎 取材・文/穴沢玲子 構成/佐野桐子
Edited by 新井 美穂子
公開日:
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