皮膚科・内科医
友利新先生
色ムラに悩んだ20年を経てたどり着いた結論は、全方位ブライトニング!
色ムラのケアだけでは手に入らないのが真の透明感。どんなケアをすれば抜けるような明るい肌になれるのか? 美容医療と化粧品、どちらの効果も熟知する友利先生の、究極の“透明感ケア”を大公開!
\シミケアだけではダメ!/
透明感を手に入れるには、“全方位ブライトニング”が必要でした!
透明感の正体を知れば、必要なスキンケアが見えてくる!
友利新先生
肌に光が当たったとき、どれだけ内部に光が入り込むか、そして入った光がどれだけ反射・散乱して戻ってくるかが透明感の決め手。表面がざらついていると反射してしまって入り込む光が少なくなるし、せっかく内部に入った光も黒、赤、黄などの色素が過剰だと吸収され、跳ね返す量が少なくなる。そしてもちろん、肌のハリ、弾力も光の反射に大きく関わってきます。透明感を高めるには全方位でケアをして、光に満ちた肌にする必要があるんですよ
全方位ブライトニング4ヵ条
【1】表皮ケアで肌表面のキメを整える
「毛穴が開いていたりキメが乱れていたり、ニキビがあったりして肌の表面がガタついていると、光を内部に取り込む前に反射してしまいます。多くの光を取り込むことが透明感を高めるための第一歩ですから、まずは角質ケアで肌の表面をなめらかにします」
【2】抗糖化・抗酸化・抗炎症ケアで黄ぐすみ・赤ぐすみを取る
「せっかく光が入っても、炎症による赤みや糖化・カルボニル化による黄みがあると吸収され、反射する量が少なくなってしまいます。炎症と糖化、それらを悪化させる酸化はできるだけ抑えることが大事。不要な色素を排除して、光が吸収されるのを防ぎましょう」
【3】メラニンケアで黒の濁りを取り除く
「黒って光を吸収するでしょう? ということはメラニンも、肌の内部に入ってきた光を吸収してしまうんです。そういう意味でもメラニン対策はマスト。紫外線によって生成されるわけですから、ブライトニングケアと同時にUVケアも抜かりなく取り入れるべき」
【4】ハリケアで弾力のある肌に
「入ってくる光の量を増やすと同時に、光をたくさん跳ね返せるようにしないといけません。それには真皮のコラーゲンやエラスチンが密である必要があるので、ハリや弾力を高めるスキンケアも取り入れましょう。角層、表皮、真皮、すべてを万全の状態にして!」
\どんな人も必須で取り組んで!/
【1】表皮ケアで肌表面のキメを整える→光が内側に入る肌に
友利新先生
不要な角質を穏やかに取り去り、乱れたターンオーバーを正常にするのはもちろんのこと、健康な角層細胞を生み出すようなケアも同時に行うべきです。光をたくさん取り込めるように、角層全体をいい状態にしましょう
取りすぎない角質ケアを
◆酸化した“隠れ角栓”を見逃さず洗浄
◆ゴワつきも毛穴汚れも優しくスッキリ
◆毛穴の黒ずみや角栓を酵素で洗浄
健康な角層細胞を育てる
◆肌育ローションでふっくらみずみずしく
◆トータルケアでハリ感アップ、明るさも
◆潤いとなめらかさを叶える成分に期待
\気になる“色”に応じてケアを/
【2】抗糖化・抗酸化・抗炎症ケアで黄ぐすみ・赤ぐすみを取る→肌の奥まで光が入るように
友利新先生
タンパク質と糖が結びつくのが糖化で、タンパク質が過酸化脂質と結びつくのがカルボニル化。どちらも黄みの原因になります。赤みを抑えるための抗炎症、黄みを抑えるための抗酸化、抗糖化ケアを取り入れて色素をコントロールして
赤ぐすみ→抗炎症
◆均一で色ムラのない肌を目指すなら
◆独自の美白・肌荒れ防止有効成分を配合
黄ぐすみ→抗酸化
◆抗酸化といえば高濃度のビタミンC
◆洗顔後すぐの塗布でしっとりなめらか
黄ぐすみ→抗糖化
◆敏感肌ならではのくすみ印象を払拭
◆汗をかくシーズンはこれが大活躍!
\最低1ヵ月はじっくり取り組んで/
【3】メラニンケアで濁らせない&濁りを取り除く→光を吸収してしまう“黒”に対抗!
友利新先生
加齢や紫外線で表皮と真皮の境にある基底膜がダメージを受けると、真皮までメラニンが落ち込んだり、ターンオーバーがうまくいかずにメラニンが蓄積されてシミが発生。表皮のメラニンだけでなく基底膜、真皮まで見据えたケアが必要なんです
◆なかなか薄くならないシミへの切り札!
◆さまざまな肌の影をすっぱり晴らす!
◆メラニンの塊を粉砕して排出
◆メラニンケアもダメージ修復もこなす
\秋口に向けて早めにスタート/
【4】ハリケアで弾力のある肌に→跳ね返す光の量を倍増!
友利新先生
入ってきた光をしっかり跳ね返すには、表皮、基底膜、真皮がしっかり整っていることが重要。色素コントロールと同じぐらい大事なのが、コラーゲンやエラスチンたっぷりの密度の高い肌づくり。ハリと弾力を取り戻して
◆美容液級の使用感でふっくらハリ肌へ
◆ハリの司令塔を目覚めさせる成分が!
◆立毛筋エクササイズでグッとリフト!
◆基底膜&幹細胞ダブルに働きかけ未体験の弾力
撮影/岩谷優一(vale./人物)、伊藤泰寛(静物) ヘアメイク/鈴木京子 スタイリング/槇佳菜絵 取材・文/穴沢玲子
Edited by 佐藤 水梨
公開日:
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