教えてくれたのは…
小林智子先生
都内クリニックなどで皮膚科の臨床に従事するかたわら、皮膚科学に基づく美容と健康の情報をYouTubeやインスタグラムなどで発信。
敏感肌の真実1
明確な定義はないけれど、バリア機能は低下している!
小林智子先生
“敏感肌”の症状というのは主観的なものが多く、実は医学的な指針というのはないんです。アトピーや酒さまでいくと皮膚疾患ですが、その手前の状態と正常な状態を行ったり来たりすることを“ゆらぎ”といい、そうなりやすい肌のことを“敏感肌”とみなしているのが実情。“ゆらぎ”も“敏感肌”もバリア機能が低下しているから起こるものです。
敏感肌の真実2
原因はさまざま。メイクやスキンケアにも注意が必要!
小林智子先生
ストレスや睡眠不足、PM2.5などの大気汚染物質、紫外線、そしてホルモンバランスの乱れなど、敏感肌の症状を誘発するリスクファクターは数多くあります。
肌を取り巻く環境は年々悪化していますから、これまで大丈夫だった人でも敏感肌になる可能性はあるんですよ。
また、スキンケアが敏感肌の誘発・悪化要因になることも。スキンケアアイテムの重ねすぎが刺激になることもあるし、濃いめのバッチリメイクも落とすときも摩擦などが気になります。肌の状態がいつもと違うと感じたら、メイクから見直してみるといいですね。
香料に反応する人も意外と多いので、敏感肌だという自覚があるなら無香料のスキンケアを使うのがおすすめ。
敏感肌の真実3
バリア機能に着目したケアですばやく立て直しを!
小林智子先生
かゆみがあったり、赤みがあったりして、触るとザラついていたら皮膚科を受診してほしいですが、そうなる前にバリア機能に着目したケアで正常な状態に戻すことが大事。皮膚科医や専門家と連携し、敏感肌のことを考えてつくられたスキンケアを使うのがいいと思います。
バリア機能が低下していると化粧水などの水分がしみることもあるので、そういうときは無理に化粧水を使わず、洗顔後10分以内に乳液を塗布しましょう。乳液は水分と油分がバランスよく配合されているので、ゆらいだときにも刺激がなく塗れることが多いです。
また、肌に赤みが出やすい人は敏感になりやすい傾向にあるので、普段からバリア機能に着目したスキンケアを取り入れておくといいと思います。
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皮膚科学領域に特化した製薬会社が開発しているセタフィル。この保湿乳液には、ナイアシンアミド※やパンテノール※、グリセリン※などを配合していて、無香料、低刺激性。潤いのもとを与えつつ潤いで満たし、潤いを逃がさない処方を採用。しっとりするけれどベタつかず、なめらかな肌質感に。
厳選した3種の成分が敏感な肌状態にアプローチ
ナイアシンアミド※、パンテノール※、グリセリン※3つの成分を独自のバランスでブレンドした「モイスチャーバリア3X処方」が肌のバリア機能をサポートします。
※ ナイアシンアミド:皮膚コンディショニング成分
※ パンテノール:皮膚コンディショニング成分
※ グリセリン:保湿成分
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撮影/市谷明美 取材・文/穴沢玲子 構成/剱持百香
Edited by VOCE編集部
公開日:
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