川村壱馬のメンズ美容

【川村壱馬の壱万字インタビュー前編】「仕事にも恋愛にもファンにも。愛が重すぎるタイプです」

更新日:

【川村壱馬の壱万字インタビュー前編】「仕事にも恋愛にもファンにも。愛が重すぎるタイプです」

VOCEウェブサイトでは川村壱馬さん(THE RAMPAGE)のインタビューを短期連載中! バチバチのイケメンにして、稀代の美容男子。さらにその歌で、ラップで、笑顔で人々を魅了する川村壱馬さんの“リアル”をボリュームたっぷり、なんと一万字でお届け! 仕事、恋愛観、美容などなど、読めば読むほど沼ってしまう、不器用でとにかくアツい彼の魅力が満載。前半は、「重すぎる」と評判の恋愛論や仕事への愛を紹介します。

川村壱馬(THE RAMPAGE)

1997年1月7日生まれ。大阪府出身。ダンス&ボーカルグループTHE RAMPAGEのメンバーとして活躍するほか、俳優として多くの作品にも出演している。エステティシャンの母の影響で、小学生時代から洗顔&ローションのケアを開始。美容の知識も豊富で、自身の肌質に合わせた精鋭たちによるケアを日々行っている。
【Instagram】rmpg_kazuma_kawamura

自分は愛が重め、“激重”なんです。そんなふうにしか生きられない

【川村壱馬の壱万字インタビュー前編】「仕事にも恋愛にもファンにも。愛が重すぎるタイプです」

──川村壱馬は自らを、“愛に生きる人”だと評する。仕事への愛、仲間への愛、ファンへの愛、家族への愛などなど、彼の中にはさまざまな愛がたっぷりと詰まっている。そしてその愛はどれも“激重”なのだ。

川村壱馬さん(以下川村「たとえば、僕の人生の目標のひとつに、“大好きな人と結ばれて、幸せな結婚をする”というのがあるのですが、この仕事をしてるからといってそれを諦めたくないし、絶対に諦めるつもりもないんです。この夢を叶えずして、死ねないっすね(笑)」

──以前出演したTV番組では、「結婚を前提じゃないなら、付き合う意味がない」と発言し、共演者に「この人、重っ!」といわれていた彼。そんなピュアな部分は今でもまったく変わってないという。

川村「物心ついたときからの夢なんで、結婚が。だから付き合うなら結婚する人っていう考え方は、学生の頃からずっと変わらず持っていますね。そして、将来結婚する人に対して、恥ずかしくない生き方をしていきたい。その気持ちも変わらない。嘘をつかないとか、誠実であるとか、仕事を精一杯頑張るとか。“人としてこうありたい”という部分だけでなく、将来結婚する人をできるだけ悲しませない生き方をしていきたいんです。

これはもうプライベートだけでなく、仕事をするうえでも大事にしている僕のポリシーです。ちなみに僕は、浮気は絶対にしないって自信を持って宣言できます。っていうか、大事な人がいて、しかもその人が自分のことを好きでいてくれるのに、別の人にまでモテたいって気持ちそのものが理解できないんです。必要なくないですか? そのモテって。だって好きな人がいれば、何もかも満足できちゃうじゃないですか。そういうところ、めちゃくちゃ正義人間なんですよね。浮気とか、不倫とか、そういうことするヤツは信じられないし、関わりたくない。基本、重くて熱い人間なんで、そういうことするヤツにはとことん冷淡になっちゃうかもしれません」

【川村壱馬の壱万字インタビュー前編】「仕事にも恋愛にもファンにも。愛が重すぎるタイプです」

──そこまでまっすぐに、深く、情熱を持って愛せる人とは、どんなタイプなのだろう?

川村「目が大きいほうがいいとか、髪の長さ、背の高さ、ファッションの好み、性格はこうであってほしいみたいな条件を、付き合う相手に当てはめて考えたことがないんです。なぜなら僕の恋愛は頭で考えるのではなく、いつも直感で始まるから。出会った瞬間にわかっちゃうっていうか、いつだって好きになった人が、“この人が僕の理想だ!”って感じになっちゃうんですよね。だからこそ、相手に対して“こうじゃなきゃ許せない”ということもないんです。浮気されるのだけは絶対嫌だけど、たぶんそういう人には惹かれないから大丈夫かな。そこらへんのカンはけっこう鋭いんで。

僕が考える愛情って、自分とは違う人間である相手について、どこまでも受容できるという許しの深さのこと。そもそも、ダメなところが一個もない人間なんていない。それすら許せる、愛せる人だからこそ、結婚して生涯をともにしたくなるわけだしね。ちなみに、その点は友達に関しても同じ。仲良くなる、そしてずっと付き合っていく友達に関しては、多少ダメなところがあっても許せちゃう。

それにね、僕は相手を自分好みに変えたいとはまったく思わないんですよ。本当に好きになったら、欠点すら愛しくなっちゃうんで。基本的に、重いんですよね、愛が……。ただ、自分と同じ熱量で愛してほしいとは思いません。僕以上に重く、熱く誰かを愛せる人って、そうそういないと思うから。そして、好きになった相手のことは、常に全肯定しちゃいますが、僕のほうに至らない部分があったら伝えてほしいですね。だってよりよく変われるチャンスじゃないですか。大好きな人と一緒にいられて、しかもよりよく変わっていけるなんて最高です」

【川村壱馬の壱万字インタビュー前編】「仕事にも恋愛にもファンにも。愛が重すぎるタイプです」

──彼の“激重”な愛は、自身のファンに対しても存分に向けられている。アーティスト活動、俳優業、そしてVOCEをはじめとした雑誌の撮影。そんな多忙な日々の中でも、ファンに向けたブログを毎日綴り、インスタライブも精力的に行っている。

川村「たとえ毎日仕事をしていても、それら全部をファンのみんなが見られるわけじゃないし、僕自身もファンに毎日会えるわけではない。だからこそ、ブログやインスタライブで少しでもつながっていたいんです。幸せを感じてほしくて。だけど、僕が発信するものをすべてチェックしてほしいわけじゃないんです。発信するのはあくまで僕からの愛だし、やりたいからやってること。受け取るかどうかは、ファンのみんなが好きに選んでくれてかまわない。これって重いですかね(笑)

──そこまでファンを大事に思っているのに、“いつか必ず結婚する”と公言し続ける彼。それはなぜ?

川村「応援してもらえるのはめちゃくちゃうれしいし、そのことが僕自身の生きる活力にもなっています。でも、ファンのみんなが大事だからこそ、嘘をつきたくないんですよ。たしかに“僕はずっと結婚しない。ファンのみんなが恋人だ”って口にすることで喜んでくれる人はいるかもしれない。だけどね、それって誠実じゃないじゃないって思ってしまうんです。実際は、いつかたった一人の大好きな人と結ばれたいって思ってるし、それこそ全員と結婚することもできないのに。僕、自分のファン全員に幸せになってほしいんです。嘘つきまくって手に入れる成功なんて、偽物じゃないですか。偽物の成功の先には、何もないんです。

よく『もうちょっとうまく生きればいいのに』ともいわれるのですが、自分を誤魔化してまでつかみたい成功も幸せもなくて。ファンのみんなには、自分の人生を大事にしてほしいし、それが実現できるように、僕の音楽だったり、紡ぐリリックだったりで勇気を与えていく覚悟はできているし。

そもそも、僕とファンは対等な関係。だからこそ、嘘は絶対についちゃいけないし、いつだって誠実でありたいんです。こういう仕事をしていると、時々『モテたいから選んだんでしょ』なんていわれることがあるんですけど、とんでもないです。EXILEさんに憧れて、TAKAHIROさんに憧れて、自分でもあんな存在になりたいと願ったからこの道に入ったワケで。パフォーマンスでファンのみんなを絶対に幸せにしてみせるって強く強く思ってるからこそ、“僕はいつか結婚するぞ”って宣言できるんだと思う。僕みたいな愛が激重な人間には、中途半端なことは絶対にできませんから」

次ページ
人生最大の喜びとは?

こちらの記事もおすすめ