VOCE世代の肌事情に精通
皮膚科医
小林智子先生
正しいスキンケア情報や皮膚科専門医としてオススメのコスメを自身のSNSを通して発信。インナーケアにも精通。
敏感肌ケアのオーソリティ
皮膚科医
津田攝子先生
臨床医として30年以上敏感肌と向き合う肌荒れ&炎症肌治療のスペシャリスト。敏感肌コスメの開発も手がける。
敏感肌の味方
ゆれんジャー
お手入れ大好きなのに、ゆらぎに悩む読者をサポート。敏感肌ケアでおさえておくべきポイントを教えてくれる。
春先に肌が荒れるなら【花粉対策】
花粉に反応したり、侵入を許すかは肌のバリア機能次第。飛散は避けられないからこそ、全方位から対策を!
◆花粉による荒れも基本の対策は「乾燥ゆらぎ」と同じ
小林先生
肌のバリアがきちんと機能していれば、花粉などのアレルゲンが付着しても刺激になりにくい。反応するのはバリア機能の低下が原因かも。高めるケアを。
◆下地やスプレー、パウダリーファンデで物理的にシャットアウト
小林先生
肌の上にバリアとなる膜を張ることで、花粉などが肌に直接つくのをブロックできます。仕上げにお粉系をはたくだけでもいいし、スプレーすれば花粉を弾くような状態に。
“花粉爆発”対策などさらに守備範囲が広く!
花粉などをプロテクトするスプレーは、顔や髪全体に。肌に一枚ヴェールを張って直接花粉が付着するのを防いだり、つるんとした表面にすることでつきにくくする効果がある。
◆特に弱い目周り・口周りはワセリンやバームでガード
津田先生
皮膚が薄いパーツはバリア機能が落ちやすく目には見えない傷がつきやすい。その傷から花粉などがさらに侵入して悪さをするため、バームなどで肌表面の保護を。
ベタつかず使いやすいワセリン&バームが便利!
\ベタつかず小林先生イチオシ!/
乳液などで保湿後、かゆみや赤みが出やすい目元や口元などに部分的にオン。ベタつきが気になる場合は、上から粉を重ねると◎。
◆家に花粉を持ち込まないことも大切!
小林先生
顔をガードすることも大事ですが、服は面積が広いため大量の花粉が付着する可能性大。花粉がつきにくい加工をした服や付着を防ぐ専用スプレーなどの活用を。
撮影/榊原裕一(人物)、伊藤泰寛(静物) スタイリング/滝沢真奈 ヘアメイク/金澤美保 モデル/松木育未 イラスト/Ayumi Nishimura 取材・文/楢﨑裕美 構成/佐野桐子
Edited by VOCE編集部
公開日:
この記事に登場したコスメ(5件)