教えてくれたのは…
眼科医・医学博士
有田玲子先生
テレビや雑誌などを通じて目のケアの重要性を伝える。YouTubeチャンネル『眼科医 有田玲子先生のドライアイ診察室』が大人気。
【白目】の濁りは透明感の大敵
「ただの充血」と軽視して症状が進むと角膜に傷が。そうなると立て直すのは長期戦の覚悟に。未来の透明感を守るためにも目の不調は直ちにケアを!
\原因/
◆目の炎症
花粉のほか、チリやホコリ、黄砂やPM2.5などのポリューションが角膜に付着することや、紫外線などによる外的刺激などが炎症の原因に。白目が赤くなるのが特徴。
◆目の酸素不足
三大要因は、コンタクトを10時間以上装用する、スマホ使用時などに瞬きの数が減る、ドライアイ。酸素を供給しようと結膜周囲の血管が拡張するため、白目が充血してしまう。
◆目薬に頼りすぎる
充血ケアを謳う市販の目薬には、酸素不足で拡張した血管を強制的に収縮する成分を含むものが。一時は白くなっても、酸素不足が加速するため、“充血リバウンド”する。
◆涙の質が低下
涙の質は、加齢や食生活の乱れによって変化。とくに油分は25歳をピークに分泌量が低下。子どもの白目がキレイなのは涙の油分量に関係が。オメガ3が涙の油分の質を高める鍵に。
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白目を白くする方法5選!
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