教えてくれたのは…
ヘア&メイクアップアーティスト
長井かおりさん
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好感度にシャレ感をプラスしたメイクが得意。常識にとらわれない自由な発想で簡単でユニークなテクを続々発案。
【今月のテーマ】陰影とともに“シャレ”感まで。ピンクでコントゥアリング
くすみピンクなら血色感UPとシェーディングが一気に叶う!
長井かおりさん
実は、このワザに辿り着いたのは偶然の産物。ふんわり透明感を出すためのピンクチークは、フレームが明確だとどうしても浮いてしまうから広域に境目なくなじませるように塗っていたのですが、もれなくシェードっぽく見えることに気づいたんです! ピンクを塗れば塗るほど、広げれば広げるほど小顔に見えるし、さらにピンクシャドウにも彫りを深く見せる効果があることを発見。本来、ピンクは膨張色であるはずなのに、なぜ逆の効果?という理由は未解明ですが、ポイントは少しくすんだピンクを選ぶこと。いわゆるシェーディング用のブラウンよりもやりすぎ感が出ず、トーンダウンすることなく血色感が高まり、ベースの肌を明るくつくっても浮かずメリハリがつく。これだけでシャープな印象も色みのニュアンスも両方得られるから、さらにシャドウやチークをのせる必要がないし、こなれ感やあどけなさが出るなど付加価値満載なので、ぜひ!
USE ITEMS
HOW TO
【A】の右の上下2色を混ぜてアイホールにオーバーぎみにのせ、下まぶたには目の下のくぼみを埋めるように幅広く。さらにノーズシャドウ的に眉頭から鼻根のサイドにかけて入れ、小鼻のくぼみから鼻先へV字を描き、鼻の下、唇の下にもオン。【B】をブラシでこめかみ、黒目の下、エラを結んだゾーンにふんわりと広げ、フェイスラインまでぼかす。唇は【C】を指でトントンのせてマットな質感に。
金曜の深夜は「BeauTV〜VOCE」。メイク、ヘアアレンジ、スキンケア、エクササイズなど、あなたのお悩みを解決するセルフでできるプロ技が満載の30分。「キレイになるって、おもしろい!」を追求しています。ビューティバラエティ「BeauTV〜VOCE」、お楽しみに〜。最新情報は番組公式X(Twitter)をチェック!
撮影/榊原裕一(人物)、伊藤泰寛(静物) ヘアメイク/長井かおり(MAKEUPBOX) スタイリング/滝沢真奈 モデル/新野尾七菜 取材・文/楢﨑裕美 構成/渡辺瑛美子
Edited by 渡辺 瑛美子
公開日:
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