30代からの老けないネイル&ハンド習慣

【爪をキレイに長く伸ばす方法】って?割れ&二枚爪とは無縁の強い爪を育てる!

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すらりと伸びる縦型の爪に憧れるたび、自分の爪を見て「きれいに伸びない......」とため息をついている人も多いはず。でも、正しいネイルケアを続けていけば、きれいに長く伸びた爪を手に入ることができるんです!

目次

教えてくれたのは…
渡邉季穂さん

uka代表取締役・ネイリスト

渡邉季穂さん

トータルビューティーカンパニー「uka」代表、トップネイリスト。サロンワークのかたわら広告や雑誌といったメディアでも活躍。「uka」ブランドの商品開発にもあたっている。『ukaが教える 大人のハンド&ネイルケア』など著書も多数。

爪をキレイに長く伸ばしたいのに、すぐに割れたり、二枚爪になったりしてしまうのはなぜ?

爪を長くしたいのに、すぐに割れたり欠けたり、二枚爪になったり……。「爪が弱い」お悩みを抱える人も多いけれど、その裏には原因があるはず。心当たりがないかチェックして!

爪が割れたり二枚爪になったりする原因とは?

〈外的要因〉
・爪切りや爪やすりの使い方が間違っている
・爪が乾燥している
・爪に負担をかける生活をしている

渡邉さん
渡邉さん

爪のダメージの原因は様々です。外的要因でいちばん大きなものは乾燥。手洗いをする、家事をする、消毒するなど、生活のなかには思っている以上に爪を乾燥させる場面がたくさんあります。爪に打撃を与えるようにパソコンを強く打っている人も多いですよね。ほかには、爪を短く切りすぎたり、ジェルネイルをベリッと剥がしてオフすることも爪の負担になります。


〈内的要因〉
・爪をつくるのに必要な栄養成分(タンパク質やアミノ酸)が足りていない
・指先まで血流が行き届いていない

渡邉さん
渡邉さん

同時に、内的要因で爪が弱い場合も考えられます。指先が冷える人も多いですが、冷えるのは血行が悪い証拠。血行が悪ければ健康的な爪に必要な栄養分が届きません。栄養分では、鉄分が不足すると爪がもろくなると言われています。鉄分やタンパク質が不足することもまた、爪が弱くなる原因です。


意外と知らない! 「爪の構造」はどうなってる?

爪を長くしたいからと伸ばしたのに、あっという間に爪がボロボロになり、短く切らざるを得なくなるっ……。その繰り返しから脱出して、キレイに伸びた爪を手に入れるには爪の構造を理解するのが近道に!

【爪の3層構造】

爪は背爪、中爪、腹爪という3層から構成されています。表面にある背爪が乾燥したり、薄くなると割れたり欠けたりしやすくなります。また、爪に衝撃が加わると、本来はくっついている層が剥がれて二枚爪になったり、爪が薄くなったりすることに。

【爪の長さを左右するのはネイルベッド】

渡邉さん
渡邉さん

爪を伸ばす=白い部分(フリーエッジ)を長くする、と思いがち。だけど、縦長の“長い爪”は、ピンクの部分(ネイルベッド)を少しずつ伸ばしていくことが大事。ネイルベッドは3層構造の腹爪とくっついている部分で、フリーエッジがなくなるほど短く切ってしまうと、ネイルベッドと腹爪が剥離してどんどん爪が短く深爪の状態に。長さを整えるときは、フリーエッジを残してネイルベッドを徐々に伸ばすことを意識して。


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