僕みたいにコンプレックスを
持っている人たちを
前向きにできたらいい
撮影を終えた直後のりんたろー。さんに率直な感想を求めると、「一言では言えないけど……撮ってる最中に、泣きそうになりました」と、嬉しそうな表情に。なぜ?
「この3ヶ月間、すげぇしんどかったんですけど、最高のチームが支えてくれたおかげで頑張れました。撮られながら、目の前にいるスタッフさんたちやモニターに映る自分を見て、『このために頑張ってきたんだよな』と考えたら泣きそうになっちゃって。カメラマンさんがいろいろな指示をくれたので、『いろんな人が喜んでくれたらいいな』『お笑いじゃない自分を出せたらいいな』と思いながら、精一杯に応えたつもりです」
VOCE編集部がりんたろー。さんに美容連載をオファーしたときは、今回のグラビア撮影は設定されていなかった。りんたろー。さんも、連載スタート当時は、純粋に喜んでいただけだったという。
「美容メディアのVOCEさんで美容連載なんて現実なのかな? すごいことが起きてるな! と思いました。プロの方々に正しい美容法を教えてもらえることにワクワクしたし、自分の体験をVOCEさんというフィルターを通してファンの方たちに届けられたら幸せだなって。僕みたいにコンプレックスを持っている人たちを、前向きにできたらいいなと思いました」
いざ取材が始まると、りんたろー。さんは「自分は美容が好きなだけで間違いだらけだった」ことを痛感する。
「なんでもやればいいと思ってたから、一度に美容液を5種類くらい使ってたんです。皮膚科の先生に『自分に合わないものを使っても全然意味ないよ』と言われて『そりゃそうか』と。そもそも僕は敏感肌。もちろん効果が出る人もいるけれど、僕にはリスクにもなりうるものが多いことを教えていただいた。以前はなんでも飛びついていたんですけど、今は最低限のものしか使わなくなりました。毎日のスキンケアをシンプルにしてからのほうがエステにたくさん行っていた時期より、肌の調子が断然いいです」
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