お悩み2:お互い好きだったのにうまくいかなかった10年前の恋愛が忘れられません……
友人の紹介で知り合い、メールのやり取りやデートをしていたけど、相手を傷つけることを言ってしまい、そこから絶縁状態に。忘れようと思っていましたが、最近、再会し、気持ちが再燃。突き進んでいいもの?
ペンネーム:あゆっこりさん(35歳・製造業)
植松さん
これは、美しい“お・も・ひ・で”よ。お話としては、それはそれはロマンチックなストーリー。こういうドラマ、大好き!
常連M
確かに、かなりロマンチック。
植松さん
もしかして、あゆっこりさん、魚座じゃない?
常連M
えっ、唐突(笑)。なにゆえ?
植松さん
魚座はロマンチストだからよ! 話を戻すと、これは思い出という財産です。時々思い出して甘酸っぱい気持ちに浸れるんだから、このまま持ち越してほしい。残酷なことを言うようだけど、相手がもしあなたのことを好きでいたなら、向こうからコンタクトしてくるはず。恋人関係に発展してなかったことを考えても、触らないほうが安全よ。
常連M
確かに10年も経ってるもんね。
植松さん
彼だって10年前から確実に変わっているはずだし、あゆっこりさんが思い描いているのは、思い出の中で美化されている彼であり、今の彼ではないことをまずは認識して。思ったとおりでないことも多いはずで大事故を招きかねないから、挑戦するなら覚悟のうえでね。
常連M
なるほど。美しい思い出のままがベストか。
植松さん
それにね、もしかしたら、あゆっこりさん自身、新しい恋愛をなかなかできない日々が続いていて、焦りがない? そういうときって、どうしても過去の思い出に頼りがち。純粋に忘れられないわけでもないかもしれないの。いずれにしろ、彼女は恋愛に対してとてもケガレのない純粋な心を持っていると思うからこそ、それを大事に大事にしながら、新しい出会いをして幸せになってほしい。だからぜひ次へ。
常連M
新しくいい出会いをするためのアドバイスは? 正直、私も知りたい(笑)。
植松さん
このスナックを訪れたということは、VOCEを読んでいて、きっとキレイになりたい願望があるでしょ? どんなタイプの方かはわからないけど、たとえばロングヘアならショートに、ショートヘアならハイトーンにしてみたり、メイクはポイントで遊んでみるなど大胆に変身をしてみては? きっと何かが動き出すはずよ。
撮影/伊藤泰寛 ヘアメイク/松本晃幸 スタイリング/曽我部将人 イラスト/中根ゆたか 取材・文/楢崎裕美
Edited by 松本 薫
公開日:
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