ライムライトとピーリングで、一気に改善を目指す
先生 肌の赤みを抑えるためにライムライトというフォトフェイシャルも取り入れようと思います。
池田 先生の腕が鳴りまくってるのがうかがえますね。
先生 時間をかけると色素沈着や凸凹の原因にもなるので、悪化してしまったニキビ治療はどうせやるなら一気にやってしまった方がいいと思うんですよ。
誠 ライムライトってなんですか?
先生 ライムライトは、光治療の一種です。頬の赤みに効果を発揮するほか、色の薄いシミや肝斑の治療にも有効です。それでは照射しますよ!
誠 大がかりなマシンを使うからハードな治療かと思ったけれど、これは全然痛くないです!
先生 さて最後は、イオン導入を行いましょう。APPS(高浸透ビタミンC)と保湿成分のヒアルロン酸を肌に浸透させていきます。APPSは、皮脂分泌を抑えて、ニキビや毛穴の黒ずみが改善するほか、美白にも有効な成分です。
誠 同じ成分をスキンケアで家で塗る場合とどれくらい違うんですか?
先生 電気の力で一時的にバリア機能を弱めることで、普段は肌に浸透しない分子の大きい成分を深くまで届けることができます。浸透こそが結果につながる要なんですよ。手塗りの何倍もの効果が期待できます。もちろん市販の化粧品より成分は高濃度なところもポイントです。
誠 それはすごいですね。これは痛くはないですか?
先生 心地よくてウトウトする方もいらっしゃるくらいですよ。
誠 本当です。気持ちよくて寝ちゃいそうです。
内側からもニキビの元凶にアプローチ
先生 さて、同時に体の内側からもニキビに対抗するために、ビオチンやビタミンB・Cが配合された美肌注射もしていきましょう。血液検査の結果はまだ出ていませんが、私の見立てでは、内側からの要因もニキビには関係していそうです。
誠 あっ、注射(涙)! 針が苦手なので反対側を向いて目をつむっていますので、その間にお願いします。
池田 こんなにたくさんしてもらえてええなぁ。先生、これで終わりですか?
先生 ここまで悪化してしまうとそれ自体がストレスにもなってしまいますから。定期的に通院していただければ、3ヵ月でかなり改善すると思います。
池田 誠、これから年末に向けてM-1に間に合うといいな!
誠 はい!
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池田はボトックスを挑戦!