連載 EXITりんたろー。美容道

鬼滅“胡蝶パープル”でハイダメージを負った髪を復活させたヘアケアとは?【連載16回目】

更新日:

11月某日、配信イベント『ただ君に面白いと言われたかった 〜GALAXY チャLIVE』を終えたばかりのりんたろー。さんから編集部にSOSが! 遂にVOCE3月号で、美ボディを解禁する発表をしたばかりのタイミング。連載ではその情報を随時レポートする予定でしたが、急遽予定を変更! 緊急特別企画「りんたろー。ダメージヘア救出大作戦!」をします。

「ブリーチとカラーリングやりすぎて、髪がヤバイッす。スタイリングするために軽く手櫛を通すだけで、髪がブチブチとちぎれちゃう。このままだと、髪がなくなるかも~!?」というエマージェンシーコール。髪の状態を聞くだにキューティクルの限界に達していることが予想されたため、ヘアケアにも力を入れている人気サロン『artifata‐アルティファータ‐』に駆け込むことに。りんたろー。さんの瀕死ヘア、回復なるか!? 

カラーリングはファンへの愛情表現!? 傷んでも続けたいチャラ男道

「ここまでのハイダメージの髪、久しぶりに見ました! これはかなりキテますね……」と話すのは、今回、りんたろー。さんのヘアケアを担当してくださる『artifata アルティファータ』のスタイリスト、原賀まみさん。どうしてこれほどのハイダメージにいたってしまったのか、りんたろー。さんがこれまでのカラーリング変遷を解説するところからカウンセリングはスタートした。

原賀さん「カラーリングの頻度は、どれくらいですか?」

りんたろー。「その時々によりますけど、4、5日くらいでチェンジしたことも」

原賀さん「4、5日!!!! なるほど。ならば、このハイダメージも納得です。今、髪を見る限り、髪が何段階ものグラデーションになっていますので、かなり早いペースでカラーチェンジをしてきたというキャリアは見てとれます。どういったカラーをやったのか、直近の変化を教えてもらってもいいですか?」

りんたろー。「10月の上旬は、苔緑チャラおじさんに(笑)。これ、セルフカラーしたんですよ。アッシュカラーだと思ってやったらメッチャ緑だったという。攻めたカラーぶっかましたみたいな顔しながら、ぶっちゃけ内心ではアチャーッて思いましたよね(笑)」

 Instagramより

原賀さん「ひとつ覚えておいて欲しいことがあります。セルフカラーは、短時間で簡単に色に染めることができます。これは裏を返すと、それだけ強い薬剤が用いられているということです。ものによってトリートメント効果などが高いものもあるので一概には言えませんが、ダメージを軽減することを追求しているサロンのカラー剤と比較すると、何十倍も傷んでしまうことがあるので気を付けてください」

りんたろー。「スケジュールが過密すぎてつい。ごめんちゃい(謎の甘え)♡ 緑のあと、4、5日でグレーっぽいカラーに変えて、その半月後くらいにはパープルに。この色は、一瞬で色が抜けてシルバーになっちゃった。結構、評判よくて、気に入っていたんですけど。これにより、ブチブチと切れるように(涙)」

 Instagramより

原賀さん「なるほど、グリーンからグレーを経由したとはいえ、紫へのカラーチェンジをされたんですね。グリーンと紫は補色の関係なので、正反対の色味といえます。これは、本当に根本的にブリーチをしなくてはキレイに色を入れられません(苦笑)。カラーリングをすると、髪の内側にあるうるおいやハリ、ツヤのもとになる成分が失われてしまいます。りんたろー。さんの場合、ブリーチやカラーをかなりのハイペースで繰り返しているので、髪内部にある美髪にとって必要な要素がなくなり、スカスカな状態。髪の外側を覆うキューティクルは、カラーリング剤を閉じ込めておく役割を果たすのですが、それもボロボロな状態ですので、染めたての色を維持するのも非常に困難です

りんたろー。 連載16アタリ

りんたろー。「『進撃の巨人』でいうところの壁が壊されていて、壁の内側の街が破壊され放題……みたいな!? ショック〜。確かに、カラーリングするたびに髪の触り心地が悪くなっていた気がする! 今はもう髪のトップとか、セルフスタイリングするだけでブチブチ切れちゃう」

原賀さん「だからトップの髪が短めになってしまっているんですね(苦笑)。おそらくヘアアイロンをよくあてている部分というのも大きいかもしれません。編集部からお話をうかがった時は酸熱トリートメント(主成分がグリオキシル酸のトリートメントで、髪内部の歪みを改善し、髪質改善できると話題の施術)で一気に立て直そうかとも考えていたのですが、髪の状態を拝見し、髪の熱を与える施術なので難しいな、と。ここまで傷んでしまった髪を復活させるには、カラーリングをしばらくお休みするのがベストなのですが難しいですか?」

りんたろー。 連載16

りんたろー。「僕の変化を楽しんで見てくれているファンの方がたくさんいるので、アップデートを止めたくないんですよね(キリリッ)」

原賀さん「とはいえ、徹底的にトリートメントをし、髪の立て直しを図る必要はあります。では、ここからは私からの提案です。これから髪が伸びて髪がある程度健康な状態に戻るまでは、カラーリングは、できるだけ同じ系統の色でチェンジするようにしてください。まったく異なる色や、濃い色から薄い色に変える、はたまた反対色(補色)にするとなると、ブリーチをする必要があり、今あるカラーをまず抜き出さねばなりません。それが髪にとってとても大きな負担になります。たとえば、ベージュの後にブラウンを入れるのであれば、髪が伸びた部分以外はブリーチをせずにすみますから!」

りんたろー。「なるほど。今後はノリだけでカラーしないように気をつけます!」

こちらの記事もおすすめ

    You May Also Like...

    あなたにおすすめの記事

      Serial Stories

      連載・シリーズ