「5年後や10年後の目標に向けて、ちょっとずつ進んでいます」
―芸能活動40周年おめでとうございます! 振り返ってみて、苦労したなと感じる時期や、今のお気持ちはいかがですか?
「ありがとうございます! 振り返ってみると楽しくてあっという間だったなという感じですね。仕事面でもプライベートでも大変なことや辛いことたくさんあったはずなんですけど、あまり覚えていないんです(笑)。
子役から大人になるタイミングでは、世の中のイメージと私自身のリアルとのギャップみたいなものを埋めるのが大変で苦労したのですが、ここ10年弱ぐらいは思い描いた通りに進めているんです。
それに、最近は自分が思いもしてなかったような方向へと可能性が広がったりもしているので、良い時期に入ったなというような感じはしていますね」
―良い方向に進むために、何かされたことはありますか?
「自分自身が考えてやりたいことを発信してきたのはもちろんですが、事務所の方やスタッフさんたちと話し合いながら、5年後や10年後ぐらいにはこうなっていきたいな、という目標をなんとなく立てるようにしました。今は、その目標に向けて少しずつ進んでいるような感じです」
―30代と40代で変わったことはありますか?
「40代になって、本当に明るくなったと思います。30代半ば頃まではあまりオープンマインドではなかったですし、人見知りだったので陰に入る気質が強かったんです(笑)。人とのコミュニケーションも上手く取れないみたいな感じだったんですけど、30代後半ぐらいからはすごく心を開けるようになった気がします。多分、今の夫と出会ったのが大きいですね。
そのタイミングで自分を表現する仕事をいただくことも多くなって、自分自身を見つめる機会が増えたのですが、私自身が心を開くと、相手も心を開きやすいということを経験の中で段々と気付いていったんです。それからは率先して、“私はこういう人です”というのをまず見せるようになりました」
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