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【梅流し失敗の原因】便意がこないのはなぜ?
望月さん
梅流しは即効性が高いのですが、下記のような場合は、効果が出るのが遅かったり、効果そのものを感じられないケースがあります。
●もともと、便秘やむくみがなかった人
体内に余分なものがないので、梅流しを行っても出すものがありません。
●一食置き換えでなく、しっかりごはんを食べてから梅流しを行う、または梅流し自体の量が多過ぎる
食べすぎの場合は逆に消化不良になったり、塩分のとりすぎになるなど、栄養バランスが崩れて、排便効果が半減します。
●梅流しを食べる量が少ない、または食べるのを途中で中断してしまった
一回に食べる梅流しの量は、思った以上にたくさんあります。レシピ通りの分量でつくらず、量が少なかったり、途中で食べるのをやめてしまうと、排便につながりません。
●レシピ通りの食材を使っていない
梅流しには梅干しが必要ですが、適しているのは昔ながらの一般的な梅干しです。はちみつ梅のような甘口のものだと効果が半減する可能性があります。
管理栄養士に聞く!【梅流し】レシピと正しい摂り方
*梅流し*
■材料(1食分)
・大根 1/2本(250~300g)
・梅干し 中2~3個
・昆布(ダシ用) 15g ※だしの素を使う場合は大さじ1
・水 1.5L
\梅干し選びのポイント!/
望月さん
1個20gくらいの、大粒で一般的な梅干しを選びましょう。甘味が強く、酸味の少ない梅は、クエン酸の量が少なく、便通を促す働きが弱くなります。
■作り方
1 昆布と水を鍋に入れ、30分ほど浸しておく
2 鍋を火にかけ、沸騰直前で昆布を取り出す
3 大根を1cmの厚さに切り、皮をむいて鍋へ入れる
4 大根が柔らかくなるまで中火~弱火で20分程度煮る
5 大根が煮えたら、種を取った梅干しをちぎって入れ、5分ほど煮る
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実際に効果を検証したら、ガチすぎた!