目次
美肌になれる「現実的な方法」を教えてください!
1.自分の肌質を知る
友利先生
自分の肌質を知ることで、何が必要か、何が足りていないかを判断する指針になります。“美肌の韓国アイドルが使っているもの”ではなく、“自分と似た肌質の人がおすすめしているもの”を取り入れることで、より手応えを感じやすくなることもあります。
肌質の見極め方ですが、乾燥を常に感じるなら乾燥肌、全体にニキビができやすいならオイリー肌と、この2つはわかりやすいと思うので、自分の肌質がわからないのなら、おそらく普通肌か混合肌。季節によって変わるかもしれませんが、乾燥もあるしニキビもできやすいというのなら混合肌の可能性が高いですね。
あとは、洗顔後に化粧水だけを塗ってみて、2~3分たったときに『水分を維持できているか』、『皮脂がきちんと出ているか』を確かめてみるのも、肌質を知る上では有効※。化粧水はセラミドなどの保湿成分があまり入っていない、シンプルな処方のものの方がわかりやすいと思います。
※全体にカサつきやつっぱりを感じるなら乾燥肌、Tゾーンだけ皮脂が過剰に出るなら混合肌
2.適材適所のケアを心がける
友利先生
私がいつも患者さんにお伝えしているのは、『自分の顔の地図を書いてください』ということ。目元がシワっぽいのなら目まわりにアイクリームを塗ったほうがいいし、毛穴が開いているところには毛穴ケアアイテムを使ったほうがいい。
顔全体を1つのアイテムでケアすることが絶対なのではなく、その箇所の状態に合ったそれぞれのお手入れをしてあげることが大切です。
3.スキンケアの3大原則を守る
友利先生
美肌の土台は、保湿、UVケア、そして摩擦レスなお手入れ。どんなに高い美容液を使ったり、毎日シートマスクをしたりして頑張っていても、この3つの基本ができていないと意味がありません。まずはベースをしっかりするということから始めて、そこから他の化粧品などを少しずつ足していきましょう。
4.迷ったときはシンプルケアに戻す
友利先生
自分の肌に合うケアを試行錯誤することは大事だけれど、迷走していると感じたらシンプルケアに戻してみましょう。洗顔をしたら化粧水をつけて、それで乾燥を感じないならそれだけでいいし、乾く部分にだけ乳液かクリームを塗って、それで終わり。
私はかなり皮脂が出るタイプなので、いろいろなコスメを試していると肌に栄養を与えすぎて、赤ぐすみが出てしまうことも。そんなときはシンプルケアに戻すと、2~3日で元通りになることが多いですね。自分の肌に必要な成分なら顕著に結果が出るわけだから、そうではないのなら一旦立ち止まってみて。
関連記事
イラスト/本田佳世 取材・文/橋場鈴里
Edited by 西村 美名子
公開日:
- 1
- 2
この記事に登場したプロ