連載 VOCE特別インタビュー

【高橋文哉】自分なりにもがきながらお芝居に向き合ってきました

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【高橋文哉】自分なりにもがきながらお芝居に向き合ってきました

ドラマ『フェルマーの料理』でW主演を務める、高橋文哉さん。高橋さんが自信を持っている才能とは?

【DRAMA:INTERVIEW】高橋文哉

高校時代に調理師免許を取得している高橋文哉さん。志尊淳さんとW主演を務めるTBS系金曜ドラマ『フェルマーの料理』で演じる北田岳(がく)は、自分の人生を重ねながら演じられる役柄だった。

「数学者を目指していた岳は、挫折を経て料理の世界に飛び込み、戸惑いながらも持ち前の頭脳を生かして難題に立ち向かいます。僕は高校時代に料理しかやっていなかったのですが、ご縁があって芸能界に入ることができ、自分なりにもがきながらお芝居と向き合ってきました。だから岳の心情に共感できる部分が多いですし、彼が前向きに人生を切り開く様子をしっかりと表現したいと思っています」

肉じゃがのような定番の一品も細かな数字を意識すると一気にクオリティが上がる。料理シーンに説得力が加わっているのが本作の見どころだ。

「素材を入れるタイミングや、煮込む温度や時間によって、本当に料理の味が大きく変わります。その理屈が分かりやすいレシピが劇中にたくさん登場しますし、料理の奥深さや楽しさを伝えることができたらうれしいですね。キャストやスタッフの方々と力を合わせてみなさんの食欲を刺激します!」

W主演のお相手は志尊淳さん。“眼福”な美男子コンビが協力して“飯テロ”な映像を生み出すなんて、とんでもない刺激に満ちたドラマになりそう。

「俳優としても、人間としても、僕にとって志尊さんは頼れるお兄ちゃんのような存在で、それこそドラマの中の岳と海(かい)の関係性のよう。この撮影を通して、志尊さんからもたくさん学ばせていただきたいです」

高橋文哉さん

Q.美容やスキンケアにおいて高橋さんが信じている定理は?

A.マイルールとして意識しているのは「自己満足できればOK」。化粧水も乳液もパックも、それをすることで瞬間的に気持ちが高まれば成功で、目覚ましい結果が出なくても落ち込まない。そんな姿勢でいれば、長く続けられると思うので。

Q.高橋さんに二度見させる美しい女性の必須条件は?

A.あまり外見にフォーカスすることはありませんが、僕はツヤツヤした髪に見とれてしまう傾向がありますね。トリートメントやメンテナンスの大変さを知っているからこそ、髪をきれいな状態に保っている女性の美意識を尊敬してしまうのかな。

Q.北田岳は数学の天才。高橋さんが自信を持っている才能とは?

A.好奇心が旺盛なところ。テレビで美味しそうな料理店を見かけたら次の日に食べに行くこともあって、行動力には自信があります。俳優も次々と新しい作品、新しい現場に向かっていく仕事なので、自分の特徴を生かしやすい気がしています。

■PROFILE
高橋文哉/たかはし ふみや○2001年3月12日生まれ。埼玉県出身。2019年俳優デビュー。近年はドラマ『君の花になる』、『女神の教室~リーガル青春白書~』、映画『交換ウソ日記』などに出演。

ドラマ『フェルマーの料理』

ドラマ『フェルマーの料理』/©TBS
©TBS

小林有吾による同名漫画をドラマ化。数学者を志すもその道を挫折した天才数学少年・北田岳(高橋文哉)と、謎多きカリスマシェフ・朝倉海(志尊 淳)が出会い、数学的思考で料理という難題に立ち向かっていく。10月20日より、TBS系で毎週金曜22時放送スタート。

撮影/榊原裕一 ヘアメイク/大木利保(CONTINUE) スタイリング/鴇田晋哉 取材・文/浅原聡

Edited by 野崎 未来

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