いざ実践! 「肌アイロン」の全プロセスを解説します!
石井さん自身が感じた肌変化や、効率化を考えてアレンジを加え、進化させた最新版の全プロセスを大公開。基本は「ピンと張る」「もたつきを指ですくう」「すべらせる」の3ステップです!
【1】頬
1.こめかみを押さえて頬をピンと張る
頬にゆるみがあるとシワが寄ったり余計な圧がかかるため、頬をピンと張った状態で行うのが鉄則。こめかみ部分を軽く引き上げるように反対側の手で押さえる。
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押さえているほうの手は、ほうれい線を引き上げるイメージで
手で押さえる位置や引っ張る方向の正解は、ほうれい線が消えるかどうかで判断。必ず鏡を見ながらベストポジションを探すべし。
頬を膨らませてピンと張ってもOK
こめかみを引き上げてもピンと張らない、指が肌にめり込む感じがあるなら、さらに頬を膨らませて内から張らせて。たるみが進行している人に◎。
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2.薬指と小指を軸に頬の丸みを包む
ほうれい線が入る位置に薬指と小指をあて、頬の丸みやもたつきを下から包み込むようにフィットさせる。指はピンとのばさず軽く丸めてそわせる。
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3.薬指と小指を使って、こめかみまでやさしくすべらせる
こめかみに向かって、頬のラインを“なでる”ような感覚でやさしく指をすべらせる。このとき指がズボッと肌にめり込んでは×。あくまでもなでるだけ!
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移動してきたもたつきを押さえ直して
もう一度【1】に戻る
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【2】目元
1.目の下や目尻にシワが寄らないようにピンと張る
頬と同じく、もたつきの移動でシワがよらないようにこめかみあたりを押さえる。目の下にたるみがある人はそれを引き上げるように。
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2.眉頭の下から骨格にそって小指をスタンバイ
眉頭の下のくぼみに小指の先を置き、小指全体を顔のカーブにそわせる。目の下にたるみがある場合は、小指ですくうような意識で。
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3.小指を使ってこめかみまでやさしくすべらせる
目頭の位置まで骨格にそって下ろし、そこから下まぶたのキワにそってすべらせる。頬と同じく、移動したもたつきを押さえ直す。
【3】おでこ
1.眉上のもたつきをすくうように薬指と小指をセット
額の端、眉尻上に薬指と小指をセット。眉上のもたつきをすくうようなイメージでそえる。
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2.左右の手を交互に下から上にすべらせる
生え際までやさしくなで上げつつ、反対の手を横に少しずらして再び眉上に置き、同様に。
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3.額の端から端まですべらせていく
右の眉尻から左の眉尻まで手をすべらせ、額全部をケア。目が開きやすくなる!
【4】首
1.首を傾けてシワをのばすようにピンと張る
首を傾けて消えるシワは、肌アイロンを続けることで消せるシワ。鏡を見ながら、まずは片側に倒してサイドの首筋をピンと張らせる。
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2.あご下のもたつきを包む
顔よりも圧をかけてOKの首は手のひら全体を使って。フェイスラインのもたつきをつかむように手をあてて、一旦、手の中に収める。
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3.鎖骨まですべらせる
あご下の骨のくぼみをしっかり感じながらそのままもたつきを引きずり下ろすイメージで。ただし、圧はあくまでも軽くかけるのみ。
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4.右耳の下から左耳の下まで移動しながらすべらせる
額と同じく、両手を左右交互に動かし、右から左へ。手の位置に合わせて首を後方、逆サイドと傾けて、常にピンとした状態ですべらせること。
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5.鎖骨の下に流して完了
最後に両サイドのあご下から鎖骨まで流し、鎖骨のすぐ上にあるくぼみを押して、もたつきやむくみの元である老廃物を流して、終了。
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