美肌も健康も“食”でケア!

【悪い食べ合わせ8選】消化不良&栄養不足の原因はまさかの食べ合わせ!?管理栄養士監修

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せっかく栄養を摂っても残念なことに。栄養吸収を阻害する食べ合わせ4選

カルシウムの吸収率抑制! お味噌汁の大定番【わかめ×ネギ】

わかめ×ネギ

ネギに含まれるリンや硫化アリルという成分は、わかめに含まれるカルシウムの吸収を妨げます。わかめのお味噌汁に合わせる“相方”には豆腐が◎。カルシウムの吸収がよくなるだけでなく、豆腐に含まれるサポニンによって排出されるヨードがわかめにたっぷり含まれているため、補うことができます。

皮膚炎を改善する栄養の吸収を阻害! 【納豆×卵白】

納豆×卵白

納豆には、美肌やアンチエイジング効果が期待できるビオチンというビタミンB群の一種が含まれています。ですが、生卵の卵白と一緒に食べると、そこに含まれるアビシンというタンパク質の影響でビオチンの吸収が妨げられてしまいます。ビオチンが持つ美容効果を最大限に生かすなら、納豆には卵黄だけを入れるのが正解です。

美髪を育てる亜鉛の吸収を阻害! 【牡蠣×ひじき】

牡蠣×ひじき

牡蠣は、健康な毛髪を育てるだけでなく貧血予防にもなる亜鉛が豊富な食材です。エネルギー代謝や免疫力にも関わる亜鉛はたっぷり摂りたい! そう思うなら一緒にひじきを食べるのはNG。ひじきに豊富に含まれる食物繊維が亜鉛の吸収を阻害します。
牡蠣は亜鉛の吸収を高めてくれるレモンと一緒に食べるのがおすすめ。

ただでさえ摂りにくい鉄分の吸収を阻害! 【プルーン×紅茶】

プルーン×紅茶

プルーンに含まれる鉄分は、非ヘム鉄といって吸収しにくいタイプ。その吸収をさらに下げてしまうのが紅茶。タンニンが鉄分の吸収を阻害するので相性がよくありません。
プルーンと一緒に摂るなら牛乳やチーズなどの乳製品がベター。タンパク質がプルーンに含まれるマグネシウムやカルシウムなどもまとめて吸収率を高めてくれます。

毎日キレイを磨くためにいい食事をしていてもいまひとつ違いを感じられないというなら、栄養の無駄使いをしていた可能性も。一歩前進するためには、麻生先生に教わったダメな食べ合わせを避けることがカギになるはず。健康や美肌に効く「正解」を取り入れてみましょう!

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取材・文/金子優子

Edited by 髙橋 ミチル

公開日:

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