ざんねんダイエット女子その7
たいしてお腹は空いていないのに、ついつい間食してしまう女子
別にそんなにお腹は空いていないけど、ポテチをつまむ手は大忙し。会社にお菓子を常備しており、パソコン作業をするときについつい口さみしくなり、ボリボリ食べながら仕事してしまう。
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それ、絶対NG!
教えてくれたのは……
精神科医
奥田弘美先生
多数の健康スリムな人々のインタビューをもとに「脳ダイエット」の理論を確立。著書は『何をやっても痩せないのは脳の使い方をまちがえていたから』(扶桑社)ほか。
まちがい脳が引き起こすデブ行動の正体はこれ!
WHY?【デブ行動1】甘いものがやめられない
A.血糖値が急上昇し一瞬幸福な気分になる
奥田弘美先生
甘いものを食べると血糖値が急上昇し、脳の快楽を感じる部分が刺激されて、一瞬ですが幸福な気分を感じます。そのハイな気分がクセになってストレスのある人ほど、甘いものにはまりやすい傾向に。
WHY?【デブ行動2】口さみしいから食べちゃう
A.空腹の感覚を忘れている
奥田弘美先生
『口さみしい』はニセの食欲。お腹が空いた感覚に鈍感になっているので、少し血糖値が下がると何かを口にしないと落ち着かなくなります。ニセ食欲を感じたら、すぐに食べるのではなく、運動、歯磨き、歌を歌うなどして数十分ほど我慢すると収まるでしょう。
WHY?【デブ行動3】イライラを食べることで紛らわせる
A.てっとり早い解決法食欲に逃げているから
奥田弘美先生
人間の3大快楽は、睡眠欲、食欲、性欲。ストレスをてっとり早く解決できるのが食べること。また、ストレスを抱えるほど、コルチゾールという抗ストレスホルモンが放出され、無性に食べたい衝動にかられると同時に脂肪をため込みやすくなるという悪循環に。
WHY?【デブ行動4】食べちゃダメと思うほど食べずにはいられない!
A.脳は禁止するほど逆にそれが気になる仕組み
奥田弘美先生
人間の脳は『〇〇しちゃいけない』と思うほど、〇〇が気になって仕方なくなるという奇妙な性質を持っています。『食べちゃダメ』と、食べたい欲求を我慢すればするほど、食べ物のことが気になるのは仕方がないのです。
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デブ脳を変えるコツとは?
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