【一重アイメイク】印象別4変化
教えてくれたのは……
ヘア&メイクアップアーティスト
林由香里さん
華やかに変身
下まぶたに煌めきをまとう刺激的なヒロインEYE
林由香里さん
「一重まぶたに華やかなシャドウを塗ると“盛っている感”が出がち」というお悩みにはコレ。下まぶたならラメをがっつり盛っても潤み目っぽくなり、抜け感が。だから、あざとくもオシャレな印象に。ラメは肌なじみのいいゴールド系が大人向き。
アイシャドウは、どんなタイプの一重にもなじむ万能モカブラウンをチョイス。【A】の右上と左下を混ぜ、アイホールよりやや広めに塗る。下段中央をアイホールより少し狭い範囲に重ね、しっかり発色させて滲み出るような血色感をプラス。下まぶたは左下を目頭から目尻までキワ全体に塗り、【B】を重ねる。このとき、目頭と目尻にはのせず隙をつくるのが、アラサーに合う大人のラメ使いのテクニック。
カジュアルに変身
フレッシュなキウイ色が夏の日差しに映える!
林由香里さん
一重にとってチャレンジカラーといわれる寒色は、ポイント的にラインで取り入れれば、失敗しらず。ぼかすと古めかしい印象になるのでラインを描いたあとはノータッチが正解! ラメをちりばめたグリーンラインは、夏のアウトドアシーンにもぴったり!
アイシャドウは手持ちのブラウンパレットでOK。影色をアイホールより広くぼかして陰影感を仕込み、ワントーン濃いブラウンをチップ幅にのせ、キワからグラデ塗り。アイラインは、黒目の上から目尻に向けて太くしていき、最後はスッと自然に抜く。チークとリップはグリーンと相性のいいオレンジトーンで揃えるとヘルシー感に。
レディに変身
リンクするパープルで知性と甘さが満ちた印象に
林由香里さん
いつものブラウンメイクよりも儚げな色気を醸し出すのは、パープルのリンクがカギ。ライラックベースのシャドウパレットとバーガンディのアイラインに潜むパープルは、一重ならでは端麗な瞳印象を生かしながら、甘やかな魅力を添えて、大人のレディ感を引き出します。
【A】の右上と左下を混ぜてアイホールに横長に塗り、アーモンドフォルムになるように。右下をチップで目頭側1/3に重ねる。下まぶたは、左上をチップで全体にのせたあと、下段2色を混ぜ、目尻から2/3に重ねる。【B】でラインを太めに、目尻より1cm程度長めに引く。床と並行になるように目を開けて調整するのが失敗しないコツ。
ピュアに変身
一重のピュアスタイルはコーラルブラウンで魅せる
林由香里さん
ピュアメイクの王道カラーといえば、ピンクシャドウ。でも、そういった淡い色をのせるとまぶたが重い印象になるなら、その代役には“煌めきコーラルブラウン”を。背後に珊瑚のようなオレンジピンクを含みつつもブラウンベースだから引き締め効果が抜群。チークとリップに青みピンクをコーデすれば、より今っぽく!
右下と左上を混ぜ、目頭側がジワッと濃くなるようにアイホールにのせる。右上を目のキワからのせ、目を開けたら見える範囲までグラデーションをつける。目頭と目尻に濃く色をのせて瞳の丸さを演出するとチャーミングに。下まぶたは、上段2色を混ぜ、目頭から目尻にのせ、その上に右下を重ねる。左下のラメを目頭から黒目の下までのせて潤み感をプラス。
撮影/峠雄三(人物)、伊藤泰寛(静物) ヘアメイク/林由香里 スタイリング/川﨑加織 モデル/月山京香 取材・文/金子優子 構成/渡辺瑛美子
Edited by 渡辺 瑛美子
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