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教えてくれたのは…
芸能人からの指名多数! カリスマ美容師
朝日光輝さん
ヘアサロン「SUNVALLEY」代表。美容師歴28年の、日本のヘア界を牽引し続けるトップヘアスタイリスト。多くのメディアで最新ヘアトレンドを発信しながら、サロンワークでは人それぞれの悩みに寄り添い、魅力を最大限に引き出すヘアスタイルを提案。
30代は「若づくり感」VS.「老け見え」! 続々と【前髪】に関するお悩みの声が
30代読者
ある程度の年齢になったら、前髪なしのほうがいいのか……?と思いつつ、自分には似合わないと思うのでどうすればいいかわからない。
30代読者
30代になって前髪が少なくなり、ぺたんこに。産後&加齢のせいか、うねりやすくもなって癖毛がひどい。
30代読者
昔の前髪を引きずっており、今の自分に似合う前髪がわからない。前髪ありが若づくりに見えてしまう気がする。
30代読者
おでこが狭いので、前髪を下ろすしかないけど、シースルーなど軽めの前髪が似合わない。
30代は、20代の頃のままの前髪を若づくりだと感じてしまい、似合う前髪を見失っている人が多いよう。また、年齢的なものや妊娠・出産で髪質の変化を感じる人も多く、髪質からくる前髪の悩みを抱えている人も多数。
30代はツヤが命! 丸みを操り、理想の印象へアップデート!
〈30代が気をつけるべき! 前髪3ヵ条〉
01
若づくり感が気になるなら、丸みを削るべし
朝日光輝さん(以下朝日さん)
面長でない場合、顔型が丸く見えるような前髪や丸みのあるシルエットの髪型だと子供っぽく見えやすく、30代では若づくり印象になることも。丸みを削って、顔型や全体のシルエットを縦長ぎみに持っていくと、年齢相応の大人っぽさに。
02
薄毛や老け印象が気になるなら、顔まわりをつくるべし
朝日さん
毛量が減って前髪が薄くなってくると、後ろから髪を無理矢理持ってきて前髪にしようとする人がいますが、これはNG。必ず不自然さが出てしまいます。そういう場合は、顔まわりの髪をうまく利用することで、薄毛印象をカバー!
03
癖毛やパサつきをそのままにせず、きちんとケアするべし
朝日さん
30代は加齢のほか、出産、ストレス、睡眠不足などにより、クセやうねりが強く出てくる人が増える世代。クセやうねりが出ると髪がパサついて見えるので、定期的にサロンでトリートメントするなど、ケアもきちんと行なって。
悩める30代のVOCE読者が集合! カリスマ美容師・朝日さんが解決!
30代のVOCE読者のリアルな前髪悩みを、朝日さんがスッキリ解決。悩みを解消するためのカットのポイントや誰でも真似できるスタイリングテクを、しっかりチェックして!
Case1.30代になり、髪が薄くなってボリュームダウン。ぺたんこ前髪を脱却したい!
VOCEアンバサダー・takamiさん(34)
もともと柔らかめの髪質なんですが、年齢とともに髪がボリュームダウンしてきて、よりペッタリしやすくなってしまって……。老けて見える気もするし、なんとかしたいです!
朝日さん
takamiさんはおでこが広いので、今のような細幅で長めの前髪だとよりペタッと見えやすく、また面長を強調して老けて見えやすくもなります。前髪を少し短くカットしつつ、前髪の幅も増やして、ペタンコ感と老け見えを解消しましょう。
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ボリュームダウンした髪の若返りテク