教えてくれたのは……
ノエル銀座クリニック副院長
みるくもち先生
形成外科専門医。昔から美容が大好きで形成外科を学び、その技術と知識を活かして美容医療の道へ。美肌や美容医療に関する豊富な知識と最新情報を紹介するほっこりイラスト付きのインスタがわかりやすいと大評判!
【Instagram】dr.milkmochi
連載『美容外科医が教える「美容医療に頼る前に」セルフケア!』
今回のテーマ:秋になって後悔しない【夏の乾燥対策】を知りたい!
【夏の乾燥】何が問題?
みるくもち先生
夏の肌に深刻なダメージをもたらすものといえば紫外線。そして、冷房による影響も見逃せません。
例えば、クーラーの効いた屋内で長時間過ごしていると、冷えによって皮膚の毛細血管が収縮して血流が悪くなり、細胞まで栄養が行き届きにくくなります。結果的に肌の水分供給も減り、乾燥などのトラブルが起きやすくなるのです。
冷房を使用すると湿度も低下しますが、これは肌のバリア機能低下の原因に。肌内のNMF(天然保湿因子)が減少して水分蒸散が起こりやすくなるため、やはり乾燥を招きやすくなります。
みるくもち先生
また、外に出れば汗をかきますよね。汗をかいたまま放置するのもNG! 汗が乾く時に、肌内部の水分も一緒に奪われてしまいます。汗には老廃物や塩分など、肌に刺激となりうるものが含まれています。そのため汗が乾いたままにしておくと、肌が弱酸性からアルカリ性に傾き、炎症を起こす場合も。汗をかいたらこまめにふき取るよう意識しましょう。
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夏肌の乾燥対策!【やるべきセルフケア】
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