この人に聞きました!
精神科医
Tomy先生
生きるのがラクになる心に刺さる言葉がTwitter「精神科医Tomy@PdoctorTomy」で反響を呼び、現在は38万フォロワーを突破。著書『精神科医Tomyが教える 40代を後悔せず生きる言葉』(ダイヤモンド社)ほか多数。
メンタルは強弱よりも柔軟性
何ごとにも動じない強メンタルはみんなの憧れ。でも鋼のように強そうに見える人も、実は一度折れると立ち直るのが大変とか。では、どんなメンタルになれば生きるのがラクになるの?
「ストレスやトラブルが起きたときに、ある人は軽く受け流せるし、ある人はこの世の終わりのように落ち込みます。これはメンタルの強弱ではなく、問題が起きたときの思考の違い。豆腐みたいにすぐつぶれて落ち込むのも、鋼のように強い態度で臨むのもいいわけではないわ。目指したいのは、こんにゃくのように柔らかくも硬くもなく、しなやかな思考。そんなメンタルでいられれば生きるのがラクになりますよ」(精神科医Tomy先生)
自分の思考グセを見直して、こんにゃくメンタルで、悩まず生きよう!
◆あなたは3大メンタルタイプのどれ?
生きやすさを左右する、思考のクセ=メンタルタイプはこの3つ。もし、鋼や豆腐の傾向が強かったら、こんにゃくメンタルを目標にしよう。
【鋼(はがね)のメンタル】一見強そうだけど、突然ポキッと折れる
【特徴】がんばっていることに気づかず、自分は鋼のように強いと思い込んでいる。結局、自分自身でも知らないうちに無理をしすぎて、あるとき突然、心がポキッと折れてしまうことも。一度折れると、元に戻るのは大変!
【豆腐メンタル】打たれるとすぐへこむ、生きづらさを抱える
【特徴】ストレスに弱く、まわりに流されやすい。自信がないので嫌なことから逃げてばかり。逃げ場がなくなったときはそこで心が崩れてしまう。大事な場面でも逃げてしまうので、成長するチャンスを逃していることも。
【こんにゃくメンタル】柔軟性バツグン
【特徴】自分の限界を知ったうえで、無理をせず環境にうまく対応していく柔軟な思考の持ち主。自分の良さを伸ばしつつ、本当にヤバい状況からするりと逃げる術を持つ。人生をラクに生きるならこのメンタル!
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こんにゃくメンタルの作り方とは