今回、挑戦したのは「にんじんの千切り」。硬くて転がりやすいにんじんは、メシマズにとって切りにくい野菜の代表格。「手を切りそうでビクビクしながらできあがった千切りは、いつも不揃い……」な状態を卒業するべく、プロが実践している「千切りが上手くなるちょっとしたコツ」をプロに教えてもらいました！
目次
「メシマズ」とは？
「作るメシがマズイ」の意。ネットの世界では「味が極端にマズイ」「見た目も味もひどい」など、激しいものを指すことが多いですが、この連載では「料理歴はそこそこあるのに味が微妙・たまに成功するけれど、だいたいおいしくない」といった意味で使用しています。
【登場人物】
教えてくれるのは…
料理研究家
小田真規子さん
著書やテレビ出演多数！ 長年第一線で活躍しているプロ中のプロ。料理初心者にも寄り添ってくれる、手取り足取りなレシピに定評あり。
教わるのは…
エディター オギ
料理歴は大学時代から一応10年以上の独身アラサーエディター。健康や美容に興味はあるが、基本ズボラ。
ちゃんと切ったつもりなのに、切れてない……。一体どこに原因が！？
小田先生
にんじんって硬いし、切り口が丸いから形が不安定で切りにくいわよね。
オギ
そうなんです！ にんじんしりしりやキャロットラペが好きなのですが、千切りって面倒だなーって毎回思っていまして。いつも太さがバラバラで、「千切り」と「短冊切り」が混在してしまうのが悩みです。
オギ
いつものやり方だと、まずはヘタを切り落として、斜め薄切りに。その薄切りを少しずらして並べて千切りにしていますが……。
小田先生
思ったより上手じゃないですか！
オギ
自分でも一瞬そう思いましたが、よく見ると切り残しもあって、つながっているところが……。形もバラバラで不揃いなんです。
小田先生
手順自体は合っていますよ。では、キレイにそろった千切りを作るために、私が普段やっているちょっとした４つのコツをお伝えしましょう。
オギ
４つならどうにか覚えられそうです！
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千切りの４つのコツを解説！
