教えてくれたのは…
ビューティライター
中川知春さん
柔らかいのに目を引くマスタード
「上半期はオレンジがトレンドでしたが、下半期はイエローへと変化。イエローというと、今まではフレッシュなイメージが強かったですが、今期のイエローはマスタード寄りのトーンで、手元のアイテムに重ねてニュアンスチェンジに使えるアイテムが多かったですね。さらに、単品で使うとちょっぴりくすんだ色みが秋冬の空気感にも合うし、塗るだけでトレンド顔になれるし、とにかくオシャレ。悪目立ちはしないのに際立つから、メイクのマンネリ打破にも! しかも、ブラウンシャドウのようなさりげない陰影が生まれ、ベージュリップのような端正さも出せます。使いやすいブラウンがさらに進化したという印象ですね。質感はセミマットがイチオシ! さらりと単色使いして、他のパーツも色みを統一すると顔が散らかりません。ある程度主張もする色なので、そこはご注意を」(中川さん)
ADDICTION 身近な存在になったカラーライナー
ザ カラー リキッド アイライナー Buttercup Yellow ¥3000/アディクション ビューティ
「ちょっと明るめだけど、ノンパールのマスタードが抜群の洒落感。“黒じゃないアイライナーで締める”というトレンドにも沿っています。シャドウやリップをシンプルにして、ラインを大胆に引くのが オススメ!」
Celvoke 難しくないマスタード
リベレイティッド マット リップス 02 ¥3500
「ベスコス本編にもランクインしたこのリップは、まろやかなイエローの中にかすかな血色を秘めているマスタード。単品で使っても、唇から浮くことなく、顔色が冴える絶妙カラーなんです。ふわっとした軽やかな質感も今っぽい仕上がり」
exceL 話題が集中したプチプラ
アイプランナー R06 ¥900/常盤薬品工業
「ベスコス本編にランクインしたこちらは、『撮影で使いたい』というヘアメイクさんがとても多かったです。指づけするとピタッとまぶたに密着するしっとり質感で見たままに発色するところも魅力。グラデにせず、さらりと使って」
イラスト/高橋昌子 取材・文・構成/鬼木朋子
Edited by 鬼木 朋子
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