「ファンのみなさんを見ると頑張ろうと思えた」by生田衣梨奈
──活動を長く続けられた秘訣はありますか？
譜久村聖さん「目の前にいるファンの方の笑顔や言葉を信じること。自信がなくなることや声が出なくなることが何度もありました。モーニング娘。を愛してる気持ちに嘘はないので、“自分がやってきたことを信じるしかない”と思っていたのですが、自分を信じられなくなることも。そんなときには目の前で純粋にコンサートを楽しんでるファンの皆さんの顔を見て元気をもらっていました！」
生田衣梨奈さん「ファンのみなさんの応援です。ブログにコメントをくださったり、コンサートに来てくれるファンのみなさんを見ると、辛いことや悲しいことも乗り越えて頑張ろうと思えます！」
石田亜佑美さん「楽しむ意識を持つこと。最近見つけた私のマインドなんですが、なにか選択を迫られたときには楽しいほうを選ぼうって。人に勧められたことでも自分が直観的に“楽しそう”って思えばいいんですけど、“やってみるか”くらいの気持ちでは絶対にやりたくない。そういう気持ちを持ち続けることを大事にしています」
──ファンの方々はどんな存在ですか？
譜久村聖さん「『恋人には絶対知られたくない真実』っていう楽曲の中に“あの人が大好きって 私の全部好きだって 言ってくれるはずなのに 気に入らない部分がある”っていう歌詞があって、そこがまさに、私のファンの方々への気持ち。私は自分のことが超嫌いだったので、ファンの方がどうして私を好きになってくれるのかがわからなくて。
でも、ずっと来てくださる方や毎日ブログにコメントくれる方、コンサートでメンバーカラーのサイリウムを振ってくれる方、そういう私を好きだって言ってくださるファンのみなさんの存在が私を認めてくれた気がして嬉しくて、私も自分のことを嫌いでいるのをやめようと思えたし、すごく感謝しています。だから、そういう方にどこにいても見つけてもらえるように頑張ろうって思って活動してきました」
生田衣梨奈さん「ファンの方には本当に助けられているし、救われていることばかり。私はわがままだし、どちらかというと“怖そう”と思われたり、第一印象はあんまりよくないタイプ。でも、ファンの方が“えりぽんはそんな人じゃない”ってつぶやいてくれたり、私が書いたブログに対しても“いつものえりぽんだったらこんなこと書かないから、絶対なにか思うことがあるんだよ”とか、思いまでくみ取ってくれることも！
コンサート中に私がMCをしているとき、ファンの方に“違うじゃん！”とか突っ込むこともあるんですが、それは“えりぽんが面白くしようとして振ってきた”ってわかってくれる絶対的な信頼感があるからこそ！ コミュニケーションをとりながら、会場のみなさんと一体になって面白いコンサートにしていきたいっていつも思ってます！」
石田亜佑美さん「も～～～、とても好きですよ。楽しそうにしてくださる様子を見たり聞いたり、私にとっての嬉しいことを一緒に喜んでくださったり、もう愛おしいなあって思います。今の“モーニング娘。の石田亜佑美”があるのはファンのみなさんの存在が本当に大きくて、”楽しんでるあゆみちゃんが好き”って言ってもらえたから楽しい選択をするってマインドになれたし、”あゆみちゃんの高音が好き”って言ってもらえたら、高音に自信が持てたし（笑）、横顔を褒めてもらったから得意気に“宮城の奇跡”って言葉を作ったり（笑）
私は何かと新しいことに挑戦するのが好きだけど、やってみようって気持ちになれるのも、おもしろがってくれるファンのみなさんがいるからこそ。もちろん、25周年だって応援してくださるファンの方々がいなければ、迎えられなかったですし。ファンの方それぞれにモーニング娘。と出会ったタイミングも違うはずなのに、ライブ中に一体感が生まれるところなんて尊敬しちゃうし、ファンの方同士の仲間意識は見てて安心します。だから私はファンのみなさんが笑顔になってくれればといつも思っていますし、そのためならがんばれます！」
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