\おなかもへこむ!/
【奥仲式横隔膜呼吸】ならたった1分で自律神経が整う
おなかを大きく動かしながら呼吸をくり返すだけで横隔膜が上下に動いて副交感神経のスイッチをオン! やればやるほどおなかもへこむ、うれしいおまけつき!
【準備】鼻から軽く息を吸う
◆1秒
無理にたくさん吸おうとせずに、鼻からスッと1秒で息を吸っておなかをふくらませる。口から吸わないように注意。
▼
【1】鼻または口から吐く
◆5〜10秒
おなかをへこませながら、鼻から息を吐き出す。鼻から吐くのが苦しい人は口から吐いてもOK。できるだけ長く吐くのがポイント。
▼
【2】最後にもうひと吐き
◆1秒
吐き切ったところでもう一度、おなかにさらにギュッと力を入れて息を吐き出す。おなかに力が入るので体は少し前に傾く感じに。
▼
【3】自然と空気が入ってくる
◆1秒
息を吐き切ると、吸おうとしなくても自然と空気が入ってくるので、そのときおなかをふくらませる。【1】~【3】を5~6回くり返す。
【1】〜【3】を5〜6回
\どうして呼吸だけでいいの?/
横隔膜呼吸で自律神経が整う理由
自律神経を自分の意思でコントロールする唯一の方法が呼吸をすること。横隔膜呼吸を味方につけると、心と体の不調がラクになります!
【1】横隔膜を動かすと副交感神経のスイッチが入る
脊椎には自律神経の束=神経節が集まっている。なかでも横隔膜には副交感神経節が集まっているので、ストレスを感じたときには横隔膜を動かす呼吸をするとスイッチが入って、副交感神経が優位に。逆に朝は横隔膜を使わずに短い呼吸をくり返すと交感神経が刺激され、やる気がアップ。
【2】細く長く吐けるようになると副交感神経が優位になる
副交感神経を優位にするには、息を吸うよりも、息を細く長く吐くのがポイント。自然に深い呼吸になり、横隔膜が刺激されるので、気持ちがリラックス。
【3】鼻呼吸が習慣になり普段の呼吸が深くなる
マスク生活で、口から短く吸って吐く浅い口呼吸が増加。口呼吸では交感神経が働きすぎに。鼻呼吸が習慣になれば普段から呼吸が深くなり、自律神経のバランスが整う。
次ページ
朝晩のストレッチで効果アップ!