『ちいかわ』って何?
なんか小さくてかわいいやつ=通称「ちいかわ」たちが繰り広げる、楽しくて、切なくて、ちょっとハードな日々の物語。Twitterで話題となり、漫画だけでなくアニメ化もしている人気作品! 主人公のちいかわが、大好きなハチワレやうさぎたちと、おいしいものを食べたり、労働の報酬でほしいものを手に入れようとしたり、毎日を一生懸命生きる姿に「くすっと笑って心が休まる」と多くの女性の心を掴んでいます。
プロフィール
工藤美桜さん
1999年10月8日生まれ。東京都出身。2015年、『仮面ライダーゴースト』でドラマ初出演。2020年3月〜2021年2月、『魔進戦隊キラメイジャー』でキラメイピンクを演じて注目を集める。2023年はヒロインを務めた映画『まくをおろすな!』、ドラマ『リエゾン―こどものこころ診療所―』、『合理的にあり得ない 〜探偵・上水流涼子の解明〜』、映画『劇場版 TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』など話題作に立て続けに出演。
ちいかわがいれば、孤独も感じない!
——普段、工藤さんはどんなタイミングで『ちいかわ』の原作漫画やアニメをチェックすることが多いですか?
「やっぱり癒やされたいときですね。なんかちょっと心が疲れたときに漫画やアニメの好きなエピソードを見ると心が穏やかになるんです。本当に『ちいかわ』は私の心の支え。私を救ってくれる存在ですね。コロナ禍で孤独を感じてしまったり、家で一人で寂しいときも、『ちいかわ』のぬいぐるみをハグするだけで満たされるんですよ。もう、居てくれないと困ってしまいます(笑)」
——“かわいい”以外に『ちいかわ』が工藤さんを魅了する要素とは?
「単純ですが、こんなに愛おしいルックスのキャラクターたちが健気に生きている姿を見ると、やっぱり母性本能が刺激されるじゃないですか。しかも意外とシビアな状況を描いたエピソードがあって、例えばちいかわたちが捕まってしまう話ではちいかわたちがゴブリンに捕まって牢屋に閉じ込められてしまい、日が経つにつれて与えられるご飯がどんどん質素になっていくんですよ。それでも半泣きになりながら耐えているちいかわを見ていたら、電車に乗っている時だったのに思わず号泣してしまって……(笑)。あのエピソードをきっかけに応援したい気持ちが一層強くなりました」
——最近、『ちいかわ』のファンが増えていることは嬉しいですか?
「もちろんです! 流行りモノが苦手な人は最近のブームを疑問視しているかもしれませんが、一度でいいから漫画かアニメをチェックして欲しいです。必ずハマるはずなので! 作中でキャラクターたちが辛いこと、悲しいことに直面するのですが、社会の厳しさを知っている大人だからこそ共感できると思うんですよ」
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工藤さんのパートナーは“ラッコ”!?
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