VOCE6月号増刊版で表紙に登場し大反響だった『ちいかわ』。女優・モデルとして活躍する工藤美桜さんも自他共に認める『ちいかわ』ファンだそう。ちいかわ沼にハマったきっかけとは？ 作品やキャラクターの魅力を深掘りするインタビューを2回に分けてお届け。第1回は愛用のちいかわグッズやその愛を語り尽くします！
『ちいかわ』って何？
なんか小さくてかわいいやつ＝通称「ちいかわ」たちが繰り広げる、楽しくて、切なくて、ちょっとハードな日々の物語。Twitterで話題となり、漫画だけでなくアニメ化もしている人気作品！ 主人公のちいかわが、大好きなハチワレやうさぎたちと、おいしいものを食べたり、労働の報酬でほしいものを手に入れようとしたり、毎日を一生懸命生きる姿に「くすっと笑って心が休まる」と多くの女性の心を掴んでいます。
プロフィール
工藤美桜さん
1999年10月8日生まれ。東京都出身。2015年、『仮面ライダーゴースト』でドラマ初出演。2020年3月〜2021年2月、『魔進戦隊キラメイジャー』でキラメイピンクを演じて注目を集める。2023年はヒロインを務めた映画『まくをおろすな！』、ドラマ『リエゾン―こどものこころ診療所―』、合理的にあり得ない 〜探偵・上水流涼子の解明〜』、映画『劇場版 TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』など話題作に立て続けに出演。
“ちいかわ”のお陰で心の平穏が保たれています！
——工藤さんが『ちいかわ』を好きになったきっかけを教えてください。
「もう2年以上前になりますが、たまたまTwitterで流れてきた原作漫画の一コマを見て、一瞬で恋に落ちてしまったんですよね。『かわいすぎるっ…………！！』と、言葉を失うくらいの衝撃を受けて、すぐに単行本を全巻買って、ヴィレッジヴァンガードやキデイランドに通ってグッズを買い漁るほどハマりました」
——もともとかわいいキャラクターに目がないタイプだったんですか？
「いや、子どもの頃から“キャラもの”を買うのは恥ずかしいと思っていたタイプだったので、こんなに高い熱量で推し活をするのは人生で『ちいかわ』が初めてかもしれません（笑）。自分でもちょっと驚いています」
——推し活を始めたことで工藤さんの生活にどんな変化がありましたか？
「前向きに生きているキャラクターたちを見ていると『私も頑張ろう！』と思えますし、自宅でちいかわグッズに囲まれていると癒やされますし、『ちいかわ』のおかげで心の平穏を保つことができています。もはや私の人生に欠かせない存在になっていますね。2023年の年明けには、神社で絵馬を買うような感覚で新しいグッズを買いに行きました（笑）」
——グッズを買いに行くことが特別なイベントになっているわけですね。
「そうですね。グッズを買いに行く日は、白い洋服を着て、メイクもピンク系のチークを選んで自分なりに『ちいかわ』感を演出してテンションを上げています。それで購入品と一緒に自撮りするのが嬉しいんですよ」
——やっぱり推しキャラは“ちいかわ”なんですか？
「はい。ちいかわが好きですね。何度かハチワレに浮気しそうになりましたが、私も泣き虫だったりするので、ちいかわが自分に似ている気がして放っておけないんですよね。でも、親からはモモンガに似ていると言われます。ちょっとワガママだったり、周囲に自分のことをかわいいと言わせようとしたり……恥ずかしながら私も親に対してそういうところがあるので。ルックス的にはどちらにも似てないですね。こんなにかわいくはなれない（笑）」
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