連載 美容外科医が教える「美容医療に頼る前に」セルフケア!

【目元のシワ】ボトックスに頼る前に!やるべきセルフケア3つ

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【目元のシワ】ボトックスに頼る前に!やるべきセルフケア3つ

シミ、シワ、たるみ……、気になる肌のお悩みを美容医療で解決しようとクリニックに駆け込む人が急増しています。でも、ちょっと待って! もちろん美容医療はいいけれど、その前にセルフケアでできることがもっとあるはず。そこで、あえて美容医療の専門医師に『美容医療をやる前に、まず、やるべきセルフケア』について教えてもらうこの連載。今回のテーマは目元のシワ。ボトックスに頼る前に、セルフケアで対策&予防をして、ハリのある目元を目指しましょう!

教えてくれたのは……
みるくもち先生

ノエル銀座クリニック副院長

みるくもち先生

形成外科専門医。昔から美容が大好きで形成外科を学び、その技術と知識を活かして美容医療の道へ。美肌や美容医療に関する豊富な知識と最新情報を紹介するほっこりイラスト付きのインスタがわかりやすいと大評判!
【Instagram】dr.milkmochi

連載『美容外科医が教える「美容医療に頼る前に」セルフケア!』
今回のテーマ:目元のシワ

なぜ【目元のシワ】は出現するの?

すごく目立つわけではないけれど、地味に気になる細かく刻まれた目元のシワ。実は……「美容医療にたずさわる医師や美容家の間では、目まわりには意外と年齢感が出る、というのが共通意見です」と、みるくもち先生。

というわけで、目元の小ジワ対策は必須なのです。目元、特に目尻にシワができやすいのはなぜなのでしょうか?

【目元のシワ】ボトックスに頼る前に!やるべきセルフケア3つ
【目元のシワ】ボトックスに頼る前に!やるべきセルフケア3つ
みるくもち先生
みるくもち先生

ひとつは、加齢によって目まわりの骨や脂肪が痩せてしまうこと。そして、皮膚のハリが失われてしまうことも大きな要因です。

目元は頬にくらべて皮膚がとても薄く、卵の薄皮ほどの厚みしかありません。また、目元は、スマホやパソコンで酷使したり、さまざまな表情をつくる際に、よく動かす場所。皮膚が薄いうえによく動くので、顔の中でもシワができやすいのです。

さらに、目元は正面からも横からも紫外線が当たりやすいところ。それなのに、目のキワに日焼け止めを塗り忘れる方が少なくありません。この紫外線によるダメージも大きく影響します。


みるくもち先生
みるくもち先生

一方で目尻のシワは嫌われているばかりでなく、海外では「成功者のシワ」とも呼ばれています。いつも笑顔でいると、目尻にシワができるのでそう呼ばれているようです。

とはいえ、やっぱり気になりますよね。目元のシワはだいたい20代後半、こめかみの骨が痩せ始める頃から出やすくなります。20代後半を過ぎたら、目元のシワ対策にぜひ取り組んでください。


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目元のシワ対策のために【やるべきセルフケア】

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