Who’s NOA?
2000年3月13日生まれ。東京都出身。作曲、作詞、ダンスの振り付けまで手掛けるトリリンガル(日本語・英語・韓国語)ソロアーティスト。12歳のときに韓国の美容院でスカウトされ、韓国大手事務所YGエンターテインメントの日本人初の練習生として韓国で生活し、2018年に帰国。2020年より日本で本格的に音楽活動を開始。ドラマ『君の花になる』(TBS)で劇中のボーイズグループ「8LOOM」に抜擢され、俳優としても活躍。今年1stアルバム『NO.A』をリリース。5月6日には1stライブをEX THEATER ROPPONGIにて開催。
BIGBANGに憧れて12歳で渡韓。ネイティブレベルの韓国語を習得するまでには4年かかりました
次のページ、NOAくんの色気あふれる美ショット大放出!
──12歳の時に韓国の美容院でスカウトされ、韓国大手事務所YGエンターテインメントに日本人初の練習生として所属されたそうですね。韓国に渡ったきっかけは何ですか?
NOA「9歳のときに初めてBIGBANGさんの『MY HEAVEN』のMVを見て、めちゃかっこいいと気持ちが高ぶって、ドハマリしたんです。その前からK-POPは好きでしたけど、BIGBANGさんを見続けてるうちに好きが憧れになって、彼らみたいになりたいと。だったら、一旦韓国に渡って、現地で自分の実力をつけようと思い、母と一緒に韓国に行きました。レッスンに通っていたら、1ヵ月もたたないうちにBIGBANGさんたちが通われている美容院で彼らを担当しているヘアメイクの方にスカウトしていただいて。それでYGに入りました」
──お母さんは12歳のNOAさんの気持ちを応援してくれたんですね。
NOA「たぶんいろいろな悩みはあったと思いますけど、僕には何も言わず、応援してくれましたね」
──今、日本語、英語、韓国語と3ヵ国語を話していますが、語学はどうやって勉強したんですか?
NOA「英語は、小さい頃からプレスクールに通ったり、夏になったらアメリカのサマーキャンプに行ったりしていたので、少しだけベースがあったんです。プラスYGに入ってからの英語レッスンで学んだ感じですね。韓国語は韓国に行ってから現地でレッスンし、生活の中で学びました」
──すぐに習得はできたんですか?
NOA「いや、難しかったですね。毎日、韓国語しか使えないような環境だったので、レッスンで学んだ感じです。僕の中では渡韓して2年目のときになんとなく話せる手応えを感じていたんですけど、振り返ってみたらものすごいカタコトな、いわゆる外国の人の喋り方で。4年目ぐらいから、やっと周りにも『もう韓国人みたいだ』と認めてもらいました。10代だったからあのスピード感でできたのかな〜。今だったらもっと時間がかかると思いますね」
──毎日韓国語で話していると、逆に日本語を忘れてしまいそうですね。
NOA「そうなんですよ。基本、一日事務所にいてお母さんに、おやすみなさい、おはよう、行ってきます、いただきますみたいな決まった単語しか話さなかったので一度、日本語をド忘れしたときがありました。もちろん頭のどこかにはあるんですけど、まったく日本語がでてこないんですよね。漢字とかもう本当に弱いですね」
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YG時代、日本に帰りたいと思ったことは?