「東リベ2では、総長として背負っている何かが出せたと思う」
──昨年公開され、大ヒットを呼んだ映画『東京リベンジャーズ』。続編でも引き続きマイキー役を演じられるということで、今回どのように撮影へと入っていきましたか?
「1でやり切ったというのもありましたし、自分の中で改めて役を作っていくというよりかは、前回演じたまま、すんなり入れたかなという感じがしました。前回はマイキーの中にある子供っぽさというか、自由な狂気みたいな部分が前面に出ていた印象がありましたが、今回は総長として何かを背負っている感じが大きく出ているかなと思います」
──総長として、友達として、それぞれの場面を演じる上で感情移入はしやすかった?
「マイキーの内面的な部分では理解しやすい部分があったので、お芝居をする上で困ったことはそんなになかったです。ただ、純粋に作品のスケールが大きくなっているなというのは感じていたので、そこは大変な部分ではありました」
──迫力のあるアクションシーンも多い印象です。
「今回は前後編2部作公開なんですが、後編の『-決戦-』ではかなりアクションシーンがあったので、多分前回よりも入念にアクションの練習をしていました。体も結構作ったので楽しくやっていましたが、やっぱり戦う人数が少なくなってくると、その分動きがどんどん細かくなってくるので、そういう意味では難しさもありました。
地方の廃工場で撮影をしたんですが、高さ7メートルぐらいまで車を積んで、足場がめちゃくちゃ悪い中飛び跳ねたりしていました。もちろん怪我がないように入念に作ってくださっているんですが、そういう恐怖心との戦いを見せない、どれだけカッコよくやるか、という度胸みたいなものが鍛えられた気がします」
次ページ
新たに魅力を感じた共演者は?