教えてくれたのは……
ファッションプロデューサー
植松晃士さん
辛口だけど愛あるアドバイスは、ときにファッションの枠を超え、ハッピーな人生を摑むカギに!
お悩み1:弟の結婚相手のことを好きになれません!
3つ下の弟が本人の強い希望で、私より1つ上の彼女と付き合って1年弱で結婚。プチ遠距離中で、弟の家に通って料理を作りおきしているようですが可愛いと思えないし、実家で顔を合わせるかと思うと憂鬱です。
ペンネーム:Youさん(26歳・会社員)
植松さん
ズバリ、ザ・小姑。それが、小姑マインドです!
常連M
ということは、Youさんの反応は正常?
植松さん
そうです。家族といえども大人ですから口には出しませんが、きっとあなたのお母様=弟嫁にとってはお姑さんも、きっと同じことを思っているはず。でも、あえて親子会議を開催する必要はないの。大体ね、今までずっと一緒に暮らしてきた家族の中に、赤の他人が突然加わって、家族の一員のような顔をされたら、誰だって違和感があるわよ。彼女は、その違和感にまだ慣れてないだけ。
常連M
なるほど、好き嫌いの問題ではなく、違和感か。
植松さん
人間という生き物はね、環境が変わることに拒絶反応を示すものだから、当たり前。弟のお嫁さんだからってすぐに仲良くできるほうが不自然です。だって、この前まで他人だったんだから。
常連M
すごい腑に落ちた。ちょうどこの前、親戚のおばさんが、やっとお嫁さんが来てくれたのに、うれしそうじゃなくって。
植松さん
お姑さんにとっては、愛しい恋人のような息子を取られるわけだから、また違う感情が乗っかると思うけどね。いずれにしろ、年数が経過して、お互いの環境も変わってきたら、違う付き合い方ができるようになるわよ。たとえば、大切な甥っ子や姪っ子を産んで育ててくれる人という新たなポジションが彼女につく、とか。家族が増えたら前と同じようにいかないのは当然のこと。会う頻度が減っていくのも当たり前だし、無理に好きになろうとしなくてよくて、なんならはっきり「嫌い」って思ったっていいんだから(笑)。
常連M
はたから見たら、作りおきまでしてくれていいお嫁さんだけどね。
植松さん
策士に見えちゃうのよ、プロ嫁的な。しかも、そのお嫁さん、自分より1つ上で、というのも微妙なところよ。だから、至って正常な感覚。僕、Youさんと仲良くなれそうだわ(笑)。とにかくね、弟の嫁のことで頭をいっぱいにするのはもったいない。自分の将来のことを考えて、思い描く幸せに向かってシフトしていくほうが幸せよ!
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旅行に行ったり習い事を始めるたび、姑から「金持ちやね〜」と嫌みを言われます
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