【ほうれい線】やるべきセルフケアを美容外科医が解説!
ほうれい線は肌のハリがあれば目立たなくなります。肌のハリをよみがえらせて、ほうれい線を薄くする3つのセルフケアをみるくもち先生に教えてもらいました。
口を横に開いて笑う【表情筋トレーニング】
みるくもち先生
頰を引き上げる筋肉がおとろえてくると、頬がたるんでほうれい線が深くなります。口を横に開いて笑うことで、頬の3つの表情筋・大頰骨筋、頰筋、笑筋が鍛えられて、頰のハリがアップするトレーニングに。ポイントは上の歯を8本くらい見せるように口を横に開いて笑うこと。口を上方向にタテに開いて笑うとシワができやすくなるので注意して。
和定食を食べて【コラーゲン】を補充!
みるくもち先生
肌のハリを取り戻すには、コラーゲンの生成を促すことが大切です。そのためには、コラーゲンのもとになるたんぱく質、コラーゲンを生成するときの補酵素になる鉄とビタミンCを積極的にとりましょう。その3つを兼ねそなえたバランスのいい理想の食事が和定食。食後にフルーツを組み合わせるとよりいいですね。
スキンケアに【レチノール】を取り入れる!
みるくもち先生
レチノールは肌のターンオーバーを促し、コラーゲンを増やす効果があります。さらに、皮膚の表皮や真皮を厚くするので、シワを軽減してくれる効果も。ですから、ほうれい線が気になるならレチノール入りのコスメを取り入れるのがいいですね。ただし、肌が荒れやすい方の中には、毎日使うと赤みが出てしまうことも。肌が荒れている場合は、肌の炎症を抑えるトラネキサム酸系のクリームなどを使用して炎症を抑えながら、様子を見て取り入れましょう。
たとえばこんなアイテム!
【ほうれい線ケア】おすすめの美容医療を、美容外科医が解説!
おすすめ美容医療:ハイフ
みるくもち先生
ハイフは、高密度の超音波が脂肪や薄い筋膜層まで届いて摩擦熱を起こし、脂肪や筋肉を収縮させて引き締めるタイトニング機器です。狙った脂肪や筋膜層にピンポイントで熱を加えて頰やフェイスラインを引き締めるため、ほうれい線ケアに効果的です。ただし、そんなにたるみを感じていない方には効果があまりありません。また、脂肪を減らす効果があるので、頰がこけている方にも不向きです。治療を受ける際は事前に医師にしっかり相談をしましょう。
次回予告:黒ずみ毛穴のセルフケアを美容外科医が解説!
イラスト/藤井香綸 写真協力/Shutterstock 取材・文/山本美和
Edited by 西村 美名子
公開日:
- 1
- 2