日焼け止めの手は、手全体を使って【スタンプを押す】ように塗る
基本的に、日焼け止めは厚みのある膜で紫外線をブロックするため、指をすべらせてのばすと摩擦リスクが高いうえ、ムラになって十分な効果を発揮できない可能性が。“ながら”で塗らずにきちんと鏡でチェックしながら漏れなくスタンプ塗りを。
広い部分は手のひらでスタンプ塗り
肌表面を隙間なく覆うのが目的なので、まずは全体に手のひらでスタンプを押すように重ねて。最近の日焼け止めはなじむと透明に変わるものが多く、塗り漏れを見落としがち。必ず鏡を見ながら塗ること。手全体を使うと細かい部分を塗るための剤がなくなってしまうので、まずは手のひらのみでスタンプ。
【1】両手をすり合わせて
下地兼用は薄くのばさないと白浮きしがちなので、スキンケアにおける日焼け止めとしては透明になるものをセレクト。規定量を目安に多めにとる。
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【2】手全体に日焼け止めの分厚めの膜をつくる
手のひらから指先まで全体に日焼け止めが行き渡っている状態でスタンバイ。肌に厚膜をのせるためには、手がベタベタするぐらいたっぷりついているのが正解。
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【3】膜のスタンプを押すように肌にのせる
手はすべらせず、肌に対して垂直方向に下ろしてフィットさせたら、すぐに次のエリアへ。塗り漏れのないように鏡を見ながら繰り返し、膜を重ねていく。
細かい部分は指を使ってスタンプ塗り
塗り漏れないように必ず鏡を見ながら!
少しでも隙間があると、紫外線の防御効果は格段に落ちてしまうからこそ、細かい部分までまんべんなく。どこが塗れていてどこが塗れていないかを鏡でチェックしながら漏れなく!
\こめかみ/
意外と塗り漏れがちでシミができやすいこめかみ。指の腹全体でスタンプを。
\鼻のまわり/
鼻まわりは高さもあり、皮脂も多くて焼けやすい場所。きちんとなじませて予防。
\まぶた/
上まぶたは意外とシミができやすいので注意。指の腹全体でそっとおさえてオン。
こめかみ、鼻まわり、まぶたにプラスして、あご下や首元、耳にも忘れずに。
石井美保さん監修
\お手入れのアドバイスつき未来の肌悩み診断!/
撮影/当瀬真衣(TRIVAL)、市谷明美 モデル/石井美保、田辺花穂 ヘア/Ruri(air/石井さん) ヘアメイク/金澤美保(田辺さん) スタイリング/青木宏予 取材・文/楢﨑裕美
Edited by 並原 綾
公開日:
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