石井美保さん監修
\お手入れのアドバイスつき未来の肌悩み診断!/
美容家
石井美保さん
手の使い方の大原則は、こすらない=【肌を動かさない】
「摩擦レス」「こすらない」というと、とにかく「肌に触れてはいけない」と思われがちですが、それは誤解。肌の上で手をスライド、つまり肌に対して手を水平方向に動かすことで、肌表面が動いたり、引っ張られるのが摩擦となるのでNG。手を動かすときも、肌は動かさないのが大原則です!
【POINT1】手は肌に対して常に垂直に
クレンジングを除き、洗顔料や保湿アイテムは、肌にのせるだけで目的が達成されるようにできているので、肌に対して垂直方向に手を当てるだけでOK。スーッとすべらせる、ゴシゴシする、くるくるする動きはすべて摩擦になるので避けて!
\洗うときも/
\ふくときも/
\なじませるときも/
やりがち【NG】な動かし方
【NG】横にすべらせる
【NG】上下に動かす
【NG】くるくるする
【POINT2】指先だけでなく、手全体を使う
肌に当たる面積が狭いと強い圧がかかりやすく肌をグイッと押すことになり、摩擦は起きずとも刺激に。広い面を使うことで圧が分散し、また一度に広範囲を網羅できるため、肌に触れる回数を減らすことができ、摩擦リスクを軽減できます!
指先だけを使うと
▼
\圧が一点に集中してしまう/
手全体を使うと
▼
\均一に触れられる/
細かい部分は力が入りづらい薬指と小指で!
目のキワや小鼻など細かい部分も垂直に押さえるのは同じ。力が入りすぎないように薬指や小指を使い、指先だけではなく指全体が◎。
【POINT3】手を動かすときは、肌との間に常に剤のクッションがある状態で
特に洗顔は泡を垂直に押す動きを繰り返し、クレンジングにおいてはメイクとなじませるために例外的に指をすべらせるので、厚めのクッションが必須。力を入れすぎると、泡がつぶれたり、剤が移動して薄くなるので注意。
やりがち【NG】指で圧をかけすぎて、剤をつぶしている
石井美保さん監修
\お手入れのアドバイスつき未来の肌悩み診断!/
撮影/当瀬真衣(TRIVAL)、市谷明美 モデル/石井美保、田辺花穂 ヘア/Ruri(air/石井さん) ヘアメイク/金澤美保(田辺さん) スタイリング/青木宏予 取材・文/楢﨑裕美
Edited by 並原 綾
公開日:
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