すすぎの手は内から外にすべらせず、水を【優しく当てる】だけ
水をすくって顔にパシャッとするとき、無意識に手を内から外へすべらせて摩擦を起こしがち。手の位置は体の正面、そこで水をすくって顔に当てましょう。
手は肌に当たらないように、水だけを顔に垂直に当てる
手がバシバシと肌に当たるのは刺激のもと。水だけを肌に届けるイメージで、水が当たりやすいように顔を傾けて、水をたっぷりとすくって顔に当てます。ただし、手を肌に当ててはいけないと意識しすぎて、すずき残してしまうのは本末転倒。水を運ぶ手が軽く当たるのは許容範囲なので、摩擦を避けながらもしっかり水を当ててすすぐことを意識して。
すすぎの水は30~32℃。冷たすぎる水、熱いお湯は刺激になるのでNG
冷たすぎる水は肌にとって刺激になり、お風呂と同じくらいのあたたかく感じるお湯では肌の潤い成分や必要な油分まで洗い流してしまい、乾燥の原因に。
フェイスラインのすすぎは手で水を広げず、顔を横に向ける
顔を真下に向けたまま全顔をすすごうとすると、どうしても手を横にスライドさせがち。顔を横に向けた状態で傾ければ、あとは同じように水を当てるだけですすげます!
やりがち【NG】広範囲に一気に水を行き渡らせようとすると摩擦に
水平方向に動かすことで摩擦を起こすうえ、泡などをこそぎ落とそうと力も入りがち。フェイスラインまで十分に水が届かず、すすぎ残しの原因にも。
最低30回当てて、もれなくすすぐ!
顔のすみずみまですすいだつもりでも、必ず鏡でチェックを。すすぎ漏れがあれば、追加ですすいで確実に落とすこと。すすぎが不十分で洗浄成分が肌上に残り続けると、バリア機能が壊れてトラブルの原因に。特にフェイスラインにニキビができやすい人は要注意!
【正面】10回
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【フェイスライン】[左右]各5回
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【額とあご】各5回
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鏡を見てすすぎ残しをチェック
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【残っているところ】5回
顔をふくときも、タオルを【垂直にやさしく】当てる
水分を吸い取るイメージで
水分をぬぐい去ろうとするのではなく、吸い取るように意識すると、ゴシゴシこすらずタオルを優しく当てられるはず。一回でふき上げようとせず、パーツに分けて押さえるのもポイント。
\MIHO’S POINT/
顔専用タオルを用意しましょう
せっかく肌を清めてもタオルが雑菌だらけでは意味なし。顔専用の小さいタオルを複数枚用意し、1回使ったらすぐに洗濯を。バスタオルに比べて洗濯しやすく、ゴワゴワと硬くなってきたら買い換えやすいのも魅力です!
やりがち【NG】角でぬぐう
マスカラなどの落とし残しがタオルにつくと、やりがち。繊細なパーツへの強い摩擦は被害甚大なので、ポイントリムーバーで部分的にオフを。
やりがち【NG】下から上にふき上げる
サイズの大きなタオルで顔をふくときにありがちなのが、下からふき上げる行為。当然、肌上で水平に動かすことになり、摩擦ダメージが!
石井美保さん監修
\お手入れのアドバイスつき未来の肌悩み診断!/
撮影/当瀬真衣(TRIVAL)、市谷明美 モデル/石井美保、田辺花穂 ヘア/Ruri(air/石井さん) ヘアメイク/金澤美保(田辺さん) スタイリング/青木宏予 取材・文/楢﨑裕美
Edited by 並原 綾
公開日:
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