美しいメイク、引き込まれるアティチュード。それはルッキズムではなく、無条件に私たちのモチベーションを上げ、向上心を促してくれるもの。憧れの10人が奏でる春メイクの協奏曲。今回は、清野菜名さんの春メイクをお届け。
【清野菜名】透け感アップの青みトーン
清らかで、澄んだ存在感。そんな彼女の魅力を際立たせるようなシアーな青みカラーが主役のメイク。
「今日のメイクはまさに、“今”の私を最大限に活かしてくれたと思います。つくり込んでいないけど、清涼感のあるシャドウやラインのきらめきでオシャレさが出ていて好きです」。
では、メイクとはどんな存在？
「プライベートではほぼメイクをしないこともあり、撮影前にメイクすることでスイッチが入るというか、自分の中の閉じてた部分が一瞬で起動するような気がします。役のキャラクターに没入できたり、自信がついてシャンとする。キレイになれるだけじゃない。メイクの気持ちへの作用ってすごいですよね」。
静謐な光を放つブルーが主役
ピンクのきらめきで目元をデコレーション
高発色ななじみカラーで唇ふっくら
ツヤと色で花びらみたいな可憐さを
HOW TO MAKE-UP
EYE：【A】の（1）をキワをはずしてアイホールにのせる。（2）をキワにオン。どちらもきっちりとではなく、ラフにのせるのがポイント。【B】で下まぶたのキワにラインを引き、目尻を軽く引き上げながら5mm延長。黒のマスカラを上下のまつげに一度塗り。
CHEEK：ベージュトーンのチークを黒目のやや下に逆三角形にぼかす。
LIP：【C】を唇の山部分と下唇の中央だけ輪郭よりオーバーになるよう、唇全体にブラシ塗り。輪郭のエッジをなじませながら【D】を重ねてふっくらとしたフォルムに。
NAIL：ベージュのネイルを一度塗りする。
「自分の中の閉じてた部分がパッと開いて、起動する。メイクがもたらすその感覚が好き」（清野菜名さん）
【PROFILE】
1994年10月14日生まれ。雑誌の専属モデルを経て女優に転身。舞台、映画、ドラマなど多くの人気作品に出演。実力派女優として不動の地位を築く。4月スタートのドラマ「日曜の夜ぐらいは…」（朝日放送テレビ）で主演を務める。
撮影／菊地泰久（vale.／人物）、伊藤泰寛（静物） ヘアメイク／犬木愛（agee） スタイリング／西野メンコ 取材・文／中川知春 構成／鬼木朋子
Edited by 鬼木 朋子
公開日：
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