美しいメイク、引き込まれるアティチュード。それはルッキズムではなく、無条件に私たちのモチベーションを上げ、向上心を促してくれるもの。憧れの10人が奏でる春メイクの協奏曲。今回は、広末涼子さんの春メイクをお届け。
【広末涼子】じんわり血色ベージュアイ
年齢を重ねても色褪せない透明感。憧れの“ヒロスエ”の魅力を存分に見せつけた、今回のメイク。
「頑張りすぎず、大人だからと守りに入りすぎず。自然でチャーミングさのあるメイクが好きなんです。今回のメイクはまさにそんな感じ！ 眉のキリッとした感じと目元の優しげな血色や光が絶妙なバランスでした」
40代となり、美容との向き合い方に変化が起こったという。
「美容を通して、環境のことも考えるようになりました。レフィルの有り無しやクリーンな製造工程かなどもチェックしたりして。メイクやスキンケアでキレイになることと、次の世代の子どもたちのためになることが、共存できたらとっても素敵ですよね」
透明感を最大化する繊細なきらめき
ほどよく甘い、血色をプラス
HOW TO MAKE-UP
EYE：【B】をアイホールと下まぶたにのせて光と血色をオン。【A】の（1）をアイホールに重ねて奥行きを出す。（2）を上まぶたの黒目から目尻までのキワにラインを引く。黒マスカラを上下のまつげに二度塗りし、眉はブラシで毛流れを整え、グレーのアイブロウペンシルでシャープに仕上げて引き締める。
CHEEK：コーラルベージュのチークを頬の中央にふんわり、広くのせて血色を。
LIP：ピンクベージュのリップを唇の輪郭通りにブラシ塗りして端正なムードに。
「変化や成長を求める好奇心と自然体で心地よくありたいと願う気持ち、その2つが共存してるのが美容だと思う」（広末涼子さん）
【PROFILE】
1980年7月18日生まれ。数々のドラマ、映画、舞台に出演し、さまざまなアワードにも輝く実力派女優。放送中のNHK BSドラマ『グレースの履歴』をはじめ、4月スタート予定のNHK連続テレビ小説『らんまん』、5月公開予定の映画『最後まで行く』など出演作が2023年も目白押し。
撮影／菊地泰久（vale.／人物）、伊藤泰寛（静物） ヘアメイク／KATO（TRON） スタイリング／加藤理奈 取材・文／中川知春
Edited by 鬼木 朋子
公開日：
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