色に操られたらもったいない! パーソナルカラーとの向き合い方
あやんぬさん
メイクやファッションに正解はありません。○○の色を使わなくてはならないという呪縛から自分を解放させてあげましょう。好きな色と得意な色が違う場合、はたまた苦手な色が好きな色だった場合でも、“似合わせる”テクニックを知れば色を本質的に楽しむことができます。オレンジのアイテムを見ると元気が出る、グリーンのアイテムを見ると癒やされるように、色の持つパワーはとても大きいもの。自分にとって好きじゃないカラーは使わないのも一つの手です。パーソナルカラーは知っておくと便利なツールで、使うのも使わないのも自分次第。使う場合は、自分の魅力を引き出すためにパーソナルカラーを最大限に味方につけてみてはいかがでしょうか。
自分の魅力を最大限引き出すために! パーソナルカラーの疑問を解決
肌の色をきれいに見せてくれる最大限享受するための似合わせるテクニックをあやんぬさんが解説。
お悩み【1】「大好きな色なのにパーソナルカラー的には苦手な色でした……」
解決策【1】「苦手色は顔から離す&得意な要素を足す」
あやんぬさん
ポイントメイクやトップスに似合う色を持ってきて、苦手なカラーはあえてアクセントカラーとしてカラーマスカラやアイライナーにポイントで持ってきてみましょう。ファッションならボトムスに取り入れるのもいいでしょう。また、ブルベの方が苦手とされているオレンジチークを使いたい場合、『うっすら頬にのせて上からシルバーパールを足す』というように苦手なカラーを使うときは、得意な要素を足すのもおすすめです。
解決策【2】「色相、明度、彩度、清濁のどれかを優先させる」
あやんぬさん
苦手な色を使う場合、パーソナルカラー診断に欠かせない4つの要素、色相・明度・彩度・清濁のどれかを優先させるのも一つの手です。例えば、イエベ春の人がブルベに似合うとされている紫を使いたいときは、ツヤがありあまり青みの強くない明るめのカラーを選ぶと似合わせやすくなります(2番目に似合うグループによっても選び方は異なりますが)。
お悩み【2】「パーソナルカラー診断をしてもいまいち納得できない」
解決策【1】「2番目に得意なグループを知る」
あやんぬさん
パーソナルカラー診断をするアナリストも一人の人間なので、お客様との相性もあるでしょう。パーソナルカラーの診断結果にいまいちしっくりこない場合は、実際に受けたところのアナリストに質問をしてみたり具体的な分析結果を聞くと良いでしょう(顔立ちや骨格の影響を受けている可能性もあります)。それでもパーソナルカラーの疑問が解決されないのであれば他のアナリストに再分析してもらうのも手。事前にSNSの投稿などで性格やセンス、人柄などを調べておいて、いいなと思った人のところに診断へ行くと納得いく結果を手にすることができるかもしれません。また、経験や資格の有無もチェックするとベターです。診断を受ける際に一番大切なのは前向きな気持ちです。疑心暗鬼のまま診断を受けると、素直に結果を受け入れられない可能性もあるので、ポジティブな気持ちで診断を受けてみてください。
解決策【2】「分類を変えてみる」
あやんぬさん
パーソナルカラー診断の基本は4タイプですが、結果に納得できない場合は、より細かい分類の8タイプや12タイプ、16タイプで診断受けると、より細かく似合う色がわかることもあります。このタイプの分類は流派の違いなので、どのタイプがいい、どのタイプが悪いというわけではありません。色相・明度・彩度・清濁のどれを優先するかなどは流派によって違うので、特徴を見たうえでどの分類で診断を受けるか決めてみてください。
解決策【3】「パーソナルカラー診断以外も視野に入れる」
あやんぬさん
パーソナルカラー診断は先ほど言った通り、色相・明度・彩度・清濁の4つの軸から分析を行い、肌の色、髪の毛、血色感……などを総合的にみるものですが、顔立ちの特徴や肌状態(赤みがある・毛穴が目立ちやすい時期など)によっても得意不得意は変わります。なので、パーソナルカラー以外の診断を取り入れたり、顔立ちを考慮するのもおすすめです。
大人気コスメをパーソナルカラー別に全色レビュー
取材・文・構成/剱持百香
Edited by 剱持 百香
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