連載 ボディワーカー森拓郎のダイエット道場

「2〜3kgの体重増加でダイエットをあきらめれば、一生かわれない」

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Go To Eatキャンペーンが始まり、年末に向けて飲み会が目白押し。せっかく始めたダイエットも宴会で終わりにしちゃうのはもったいない。食べる機会の多い年末年始をどう乗り越えるべきか、森さんが答えます!

ボディワーカー 森拓郎のダイエット道場

教えてくれたのは…
森拓郎さん

ボディメイクの救世主

森拓郎さん

運動指導者。パーソナルトレーニングジム「rinato」、小顔・美容矯正サロン「ルポルテ」をプロデュース。独自のボディメイク理論を数々のメディアに発信し、Twitterのフォロワー数は8万超。著書は『ボディメイクストレッチ』(SBクリエイティブ)ほか多数。
Twitter:@moritaku6

ボディワーカー 森拓郎

Q.年末年始は付き合いが多くて……この時期に太らない方法を教えて!

イベントは楽しんだほうがいい。 元の生活に戻せば体重も戻る

年末年始の2週間くらい普段より多く食べていたとしても、その後の2週間で調整すれば全く問題ナシ。イベントは割り切って楽しんだほうがいい。一番マズイのは「今までのことがこれで台無し」と、すべてをあきらめること。食べすぎても2週間ほどで増える体重の相場は、2〜3kg程度。体重増加=体脂 肪が増えたと思いがちですが、実は短期間で増えた体重のほとんどは水分と糖質。体脂肪は短期間で増やすことはできません。糖質を消費すれば体重は簡単に元に戻せるので、短期間で体重が増えても短期間で減らせます。その時点で元の生活に戻せば、正月太りとかはないわけです。コロナ太りも同じこと。体重がそれ以上増えなくなった上げ止まりの時点で元の生活に戻せば、コロナ太りも正月太りも防げます。何度も言ってますが、ダイエットは一生もの。太ったからとあきらめていたら、ずっと今のまま。

Q.ダイエットをすると胸だけが痩せます……

胸だけが痩せることはありえない。ただそう感じているだけ

胸から落ちる、顔から落ちるなど、脂肪が落ちる時の感じ方はいろいろ。本来、脂肪が落ちる時は全身のサイズがトータルで落ちるから、どこか一ヵ所の脂肪だけが落ちることはありません。落としたくない胸だけが痩せたように思うのは、ただそう感じているだけ。胸が痩せた時は、お腹や脚などほかの部分のサイズも落ちています。胸を保ったままダイエットをしたいと思ったら、正しい姿勢をつくり、バストを支える筋肉を刺激する、筋トレやストレッチを併用すべき。運動をするとカップ数は上がるけど、アンダーバストのサイズは落ちます。 バストラインが整うので、胸だけが痩せたようには見えません。

撮影/恩田亮一 イラスト/腹肉ツヤ子 取材・文・構成/山本美和

Edited by 岡部 奈央子

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