9.見落としがちな鼻まわりは指の腹を使って
鼻まわりは中指の腹で。鼻筋を上から下までスーッとなで、鼻筋の両脇も同様に。小鼻は右&左まわりにくるくるしたら、鼻先もくるくると磨く。鼻柱は優しくなでて。鼻の下は中央から外側に斜め上方向に指をスライド。
10.下から上に向かって耳の裏までフェイスラインをオフ
フェイスラインは、メイクを落とし忘れやすいエリアなので注意。あごの先から耳の裏に向けて指を優しくスライドさせる。首に日焼け止めやメイクを塗っているならオフを。
11. 33~35℃のお湯を手ですくい、上部からすすぐ
顔は上部からすすぐのが正解。すくったお湯を手に溜めた“手おけ”に各パーツをつけるようなイメージですすぎます。同様に、小鼻や目頭などの細部は指先で極小のおけをつくり、すすぐと◎。
水井さん
すすぎは必ず【一度手を洗ってから!】
汚れを含んだクレンジング剤がついた手でそのまますすぐと、なかなかキレイになりません。潤いを守るためにもすすぎ回数は最小限に抑えたいので、先に手を洗って!
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水井さん
この後必ず【W洗顔】を!
※W洗顔不要のクレンジングの場合は省いてOKです
クレンジングのギモンQ&A
Q1.メイクが薄い日のクレンジングは?
A.ポイントクレンジングは省いてもOK
日焼け止めのみで過ごした日でも、クレンジングは必要です。アイシャドウやリップなどのポイントメイクが薄いときは、ポイントクレンジングをしなくてもOK。クレンジングをすると肌が乾燥しやすいという人は、クレンジング剤選びに問題があるのかも。クリームタイプにシフトしてみて。
Q2.乳化はしなくてもいいの?
A.クレンジングクリームは乳化不要です
クリームやミルクタイプは、乳化の必要がありません。オイルなどほかのタイプについても乳化の必要がないものが増えています。敏感な肌状態で手が触れる回数を減らしたいときには、なじませた後に水を加えて乳化させることで摩擦による刺激を抑えるのも手。
Q3.きちんと落ちたのか確認する方法は?
A.乳液を含ませたコットンで拭き取りを
汚れが落ちきっているか不安なら、洗顔後、コットンに乳液をつけて拭き取ってみて。パーツごとにコットンにメイクが付着していないかチェックすると、洗い忘れがちな部分がわかるのでおすすめです。汚れがまだ残っている場合は、そのまま乳液でオフして。
Q4.シャワーで洗い流すのはダメ?
A.シャワーの水圧は肌への負担大!
全身に浴びて心地よい温度のお湯は、顔にとっては熱すぎ。皮脂を必要以上に取り除いて乾燥する原因になります。おけにお湯を張り、ぬるま湯を手ですくってすすぐのが理想的です。どうしてもシャワーを使いたい場合も、直接顔に当てず、一度手に溜めてから洗い流して。
撮影/藤井マルセル(t.cube/人物)、伊藤泰寛(静物) ヘアメイク/田中宏典 モデル/新野尾七奈 取材・文/金子優子
Edited by 佐藤 水梨
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